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しあわせのちいさな家完結です!

しあわせのちいさな家 ~不遇の令嬢とひきこもり魔法使いはふたりでのスローライフを目指します~ - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/16816700429431940288

無事に終わりました!

予定どおり10万字です。30話きっかりにできたらもっと嬉しかったのですが、これ以上付け足すエピソードがないのでこれで終わりにします。

一件落着、といったところで、これからも続けようと思えばいくらでも続編を書けそうではありますが、これ以上やるとレナートの一代記になり彼が即位して大陸に真の平和をもたらしてガラム帝国皇帝になるまで続く可能性があるので、ネヴィレッタとエルドが無事に婚約して二人でのスローライフが手に入ったところでやめておきます。また戦争になったらエルドのあの悲壮な決意は何だったんだという話になりますし。とりあえず今回の作品はここできりがよくて美しい終わり方だと思っています。

レナートのキャラが濃すぎて主役を食ってしまう……。
私が王位を継承する王子様というキャラに弱くて彼の設定がどんどん深まってしまいます。
彼は精神病質者、いわゆるサイコパスという脳疾患を抱えているので、誰にも共感できない、母である亡き王妃に「お前は人の痛みがわからない人間なのでわかるふりをしなさい」という教育を施されたという設定です。(2年前のノベルバーで書いた泉と朔もそうでした。)
それを掘り下げていくと読者の皆様も困惑なさるのではないかと思ったので、ふわっと終わらせました……。

とにかく。
ジャガイモで始まってサツマイモで終わりました。いい話だった。
あとこういうタイプの”最強”は初めて書いたので、「君のために国という国を滅ぼす」というかっこいい台詞を書けて良かったです。私の手持ちで実現可能なキャラはエルドだけです。

今回は本当にプロットどおりに話が進みました。途中開戦のあたりでもたつきがあったので多少調整しましたが、おおむね予定どおりです。作家としての腕が上がったようで嬉しいです。内容の評価については読者の皆様にゆだねます。悪くない、多くの人に楽しんでいただける、と作者は思っています。

せっかくうまく書けたのとタイミングがいいのとで、ビーズログ大賞に応募しようかな、とも考えています。箸にも棒にも掛からぬ結果だったらそっとなかったことにするので、皆様も無言で目をつぶってくださると嬉しいです。

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