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「さんさん」の連載を開始しました

昨日の夜「さんさん」というタイトルの話の連載を始めました。

さんさん - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/16816700427729150663

「太平洋の太陽の光が燦々(さんさん)と降り注ぐ」からとってつけたものですので、最初はとってもとってもとっても明るいタイトルのつもりでした……公開してからホラーみたいじゃないか?と思い始めました。もしかしたら改題するかもしれません。
タイトルのセンスに自信がないです。どうしたら内容にフィットしたタイトルをつけることができるのか、毎度頭をひねっています。
もっと言えばNHKの朝ドラみたいな感覚のつもりでした。最初から最後までちゃんと見た作品はないんですけど、以前勤めていた職場で昼休みに流していたことがあって、脇で見ていたんです。でももうタイトルも思い出せない……たぶん「あさが来た」かな……?

タイトルの由来のとおり、静岡県沼津市から京都府京都市に行って最終的に静岡県沼津市に帰ってくる物語です。静岡の空は明るいですよ!
1話目からいきなり千本街道がどうとか南口のロータリーがどうとか言っていてドえらいローカルな作品になってしまった気がしますが、私が書いていて楽しかったのでこのままどうぞよろしくお願いいたします。

本当に、本当に書いていて楽しかったです……!
前回「何を考えても話が一本につながらずプロットが作れない」と嘆いていたと思います。
今年もNovelberの季節が近づいてきたので、そろそろ短編連作によさげな現代もののキャラクターの設定を作っておくか、と思い身近なところからネタを拾ってきたんですけど、ちょっと考えただけの椿と向日葵が私の脳内で即行動き始めまして……! こんなのどれくらいぶりだろう!? ががががっと設定が積み上がって、私の中で一大ブームになり、本編であるNovelberの短編連作より前に二人が結婚するきっかけになった一年前の話を書きたい!となり……ストーリーがあっと言う間に最初から最後までできあがって、プロットで全12話だいたい4万字くらいかな?とあたりをつけることができて、一日1万字書いて4日間で完結させました。まだこれから細かい校正作業をするつもりなので増減するかもしれませんが、全部で39,973文字です。本当にプロットどおり。気持ちいいです。私もやればできるじゃないか。

というわけで来月Novelberでも同じカップルの話をしますが、時間軸のズレもあって絶対両方読まないと話がつながらないというわけではありません。Novelberはあくまで独立した短編連作ですので、Novelberを読んでからさんさんを読んで「椿くんの実家ってこんなヤベー感じだったの!?」となってもいいし、さんさんを読んでからNovelberを読んで「椿くんひまと結婚できてよかったね!!」となってもいいし――もちろん両方読んでくださったらもっともっと嬉しいです!!
ただNovelberが私の中では先にあるので、「はじめに断っておきますがこの二人は結婚して静岡で暮らします」ということだけは書いておきます。さんさんのネタバレ……? いや、でも、二人は結婚して静岡で茶畑の世話をしながら末永く幸せに暮らす……めでたしめでたし……。
さんさんの椿くんがはてしなく暗いんですけど、Novelberの彼はマニュアルの軽トラを運転してみかんをJAに卸しに行くくらいたくましくなっているので安心してお読みください……。

椿くん萌えキャラだよな……和服で京都弁を喋る暗い過去をもった色白で美しい青年って属性過多だわ……。
一方向日葵は雑に生きている女です。でも椿くんからしたら天使だし聖母だし太陽なので、さんさんはずっと向日葵視点ですがNovelberで椿くん視点があったら美化120%でお送りすることになると思います。はー早く書きたい楽しみ~!


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