放浪者《ワンダラー》
・今回の敵。多少の武装をして曠野を歩き回る放浪者たち。
武装集団としては練度は低く、武装も貧弱。
軍隊にも、居留地の守備隊にもまず及ばない。
(※ただし、放浪者の徒党も、軍隊や守備隊もピンキリである)
衣服は機能的。社会的信用は最低に近い。
得てして武装に金を掛け、技能を訓練している為、
個人から少数レベルでは大きな脅威となる。
しかし、集団を形成した場合、大抵は統制に欠ける。
下手に武装が(個人レベルでは)強力で、腕も立つため、
そして失うものがない為に、居留地では警戒される。
・モチーフ
・Kenshiの飢えた盗賊とか。
Mount&Bladeで例えたら森賊。
Metro2033のバンデットや、Fallout3のレイダーよりもやや弱い。
混沌の渦に拠れば、数百人の飢えた盗賊や傭兵が町を襲う事もあったそうだ。
彼らが、どんな暮らししてるのか考えてるうちに設定が固まった。
後は、ジョーン・ヴィンジの古いSF小説に出て来る難民めいた集団とか。
TPRGでは、蹴散らされる役どころだろう。
ただし、主人公たちは英雄や冒険者一行の指導者ではない。
相手は三十人。
それなりに統制されて、一人一人が考える脳みそを持っている。
彼らを出し抜いて、なんとか廃墟の街から脱出しなければならない。
ただし、脅威となるのは無法者たちだけではない。
文明崩壊前の広大な廃墟には、恐ろしい怪物や野生動物が数多彷徨っている。