自治体の要請でヒグマを駆除し、周辺建物に銃弾が当たる恐れがあったとして猟銃の所持許可を取り消されて訴訟で逆転勝訴したH道の猟友会の人物の猟銃が廃棄されていた事件。
検察から14日午前「適正に廃棄した」と連絡を受けた。
このニュースに関してだけど。
公的組織が、社会的規範にも法律にもよらず、適正に処理した、と認識し、公言していることが、少し恐いです。
誤って破棄した、申し訳ない――ならいい(いや良くはないんだが)。
ミスは起こりえるもので、面子に拠る暴走だとしても誰かしらが処分される。
しかし、公的組織が、一組織内の規範を法と一体化する認識を抱き、法を無視している――法とのズレを認識できない、という状態は、非常に危険な発言に思える。
仮に、形式上は問題ない処理だった、と言う認識で適正と言う言葉を使ったとしても、司法判断が出た後ですら「適正」という言葉をそのまま使っているのは宜しくない。
本来「当時の規程に従ったが、結果的に返還できず問題が生じた」
「制度上の不備があった」のように、法とのズレを認識した言い方になるはず。
それが見られないと言う事は、
・組織の中で『何が基準なのか』が内向きに閉じている可能性がある。
社会の一時的な風潮に阿れとは言わないし、三権分立にも欠点はあるが、しかし、公的組織が自分たちを適正と信じたまま、外部基準(司法)とのズレを自覚しない状態は宜しくない。
司法が適切な結論を出した時、一組織の理論で否定しては法治の根幹が揺らぐ。
と思ってたら、H道の検察だった。検察全体の風潮ではなく、県規模なら、緩みはあるにしてもそこまで深刻ではないかも知れない。ただ、ネットの隅で文句は言っておこう。
それにしても、公的組織に文句をつけてると、なんにでもケチをつけるパ〇クの人と同一視されそうでやだな。あの人たち、真っ当な仕事してる状態にもケチをつけるものだから、公的組織が頑固・かつ防衛的な反応をしやすくなる。
自由主義・リベラルも、ネオ・リベラルとか極左が名乗り始めてから、すっかり肩身が狭くなってしまった。
あと、こういう時事ニュースへの見解があまりよろしくないなら、作者ノートから消すね。