さて、マギーちゃんが、上手く稼ぎ続けたとする。
或いは、今はまだ出ていないユーリちゃんその他
仲間の誰かが、梟雄ルートを進むかも知れない。
群雄割拠の曠野から出でて巨大な勢力圏に行くキャラもいるかも知れない。
インフレが進んで主人公勢力が大きくなった場合の設計図
レイダーも一種類じゃない。そして理屈は、何とでも付く。
他人の土地を奪うのに、いきなり領土認定をして税を掛けることも出来る。
平等と虐げられた労働者の為に接収もできる。
一方で搾取する資本家も絶対に出る。
革命的接収、課税による収奪、資本家の搾取
つまり、農民反乱を味方するかも知れない。
アカに奪われた土地を取り戻すために戦うかも知れない。
邪悪な企業と戦うかも知れない。
搾取の激しい国家に叛乱を起こすかもしれない。
そして作中人物は、主義者もいれば、それを利用する人、支配する人、される人。色々いる筈です。
革命を本気で信じる兵士、国家秩序を神聖視する役人、商業自由を絶対視するビジネスマン、民族や共同体に殉じる市民、宗教に運命を委ねる僧、逆に虚無的な傭兵。
イデオロギーに殉じる人物、それを利用する人物、そこから利益を得る者もいるし、本当に救われる人もいれば、新しい被害者も生まれるでしょう。
マギーみたいに理念に無関心でもないけれど現場感覚で動いて、人間関係と生存を優先するタイプもいる筈です。比重は少し違うでしょうが。
歴史観や構造分析、相対化もそれぞれの精度や優先順位。希望的観測もあるでしょう。
どんな理念でも、構造でも、権力化と収奪に接続できる。
そして社会は形成されるたび、収奪構造を再発明します。
社会が大きくなれば影も大きくなり、
豊かになればサービス業が増えるのと同様、寄生する方法も増える。
複雑化した社会は、善悪両面で中間層を増大させるんやね。
「大きい社会」と「豊かな社会」は別の構造であると。
大きくなると豊かになるを別に扱っているが、よろしいか?
つまりローマ帝国とか中華王朝が大きくなるであり、
近世のヴェネツィアや近代先進国が豊かになると定義している。
社会が大きくなれば影も大きくなり、豊かになればサービス業が増えるのと同様、寄生する方法も増える。
ええと、社会が大きく、豊かになれば、分業や中間業種が増える。
非生産層を養う余裕ができ、制度の隙間も拡大し、寄生方法も高度化する。
搾取や寄生は例外的な悪ではなく、高度化した社会に必然的に生じる別の生き方かも知れん。
そして、サービス業や医療、物流に情報交換、保険会社や地域・社会レベルでの相互扶助もまた社会が豊かになったために生まれるものでもある。
社会構造的に分けると
ローマや中華帝国などの大きい社会における負の側面は、
官僚や地方豪族の腐敗。役人の中抜き、
軍閥化、植民地や重税化、征服行為であり、
ヴェネツィアなど豊かな社会における行為などは、金融操作や情報、投機詐欺、中間搾取、保護料、法律と税を用いても格差。
思考の分岐――
でも、搾取と再分配の境界は何処にある?
おのれにとって都合の悪い利権や勢力と衝突することもあるだろう。
まともな国家でも利害の衝突でぶつかり合うケースも生じるかも知れない。
さて、まともな敵国を悪役にし過ぎると、不思議と自国の社会や理念に捩れが生 じる。おのれのうちにある悪や影を投影してしまうから、エネルギーが正しい方向の解決に向かわないのでは?と一部は思っている。
和解。これは停戦や勝利、降伏に追い込んでのそれではなく、別の段階の社会的和解と歴史の分析も必要なのかもしれない
社会は拡大と複雑化のたびに、新しい善と新しい収奪を同時に作る。
そんなん当たり前やと思うかも知れんけど、言語化するのって結構大変なんよ。