郵便局に曜日があるように、幸福にも休暇がある。
なのに、小説家志望をしていると休暇がありません。
幸福にだってあるのに。
好きでやっているから、良いと言えばいいのですが。
さて、そちらの小説の進みはいかがですか?
僕はそこそこ進んでいる感じです。
小説って起承転結みたいに分けられることってあると思うのですが、個人的に「起」が一番時間を使っています。
おそらく後の「承転結」が、まったく予想がつかない状態に陥ってしまったせいなのでしょうが、色々試行錯誤をしています。
正直、頭の中にないことは書けないので、思いつかない思案モードになったら、まったく別のことをしています。
エッセイとか掌編とか。
無理にでも書いた方が良い時もあるんだよなぁ、と最近は思っております。
昨日は古本屋に行きました。
色々買ったのですが、その中で斉藤美奈子篇「男女という制度」という本を買いました。
僕は真正面からフェミニスト論とかジェンダー論が語りたい訳ではないのですが、「ノルウェイの森」とか一連の僕の好きな作品を見まわした時、無視はできないかな? と思っています。
次回のエッセイは鳥飼茜の「地獄のガールフレンド」とポーリーヌ・レアージュの「O嬢の物語」を織り交ぜたものになりそうです。
まだ最後まで書けていないのですが、オチに至る部分で読んでおくべきかな? と思って鳥飼茜の「先生の白い嘘」を5巻まで古本屋で買いました。
買っておいて読めてはいないので、今のところなにも言えませんが。
ちなみに「先生の白い嘘」は2巻まで読んでいて、本当につらくなった漫画です。
なんというか男であることの罪が、そこにはありました。
普段、生活したり、男たちと遊んでいるだけでは決して気付けない。気付かなくて良い罪。
けれど、絶対に逃れられないもの。
みたいな感触です。
ヤマシタトモコの「ひばりの朝」を読んだ時も似た何かを感じたのを覚えています。
さてさて、具体的なタイトルは書きませんが、とあるライトノベルの金賞受賞作品の全文試読本なるものの抽選に当たりまして、今手元にはまだ発売されていないライトノベル作品があります。
SNSなどでの投稿もオッケーということなので、読んだらエッセイに書こうかな? と思っています。
ライトノベルを読むのなんて、いつぶりだろう?
時雨沢恵一の「一つの大陸の物語〜アリソンとヴィルとリリアとトレイズとメグとセロンとその他〜」から読んでいないかも知れません。
「一つの大陸の物語」はアリソンシリーズから追っている人間からすれば、鼻血が出るんじゃないか? と思うくらい、興奮の連続でした。
などと、現状色々山積みな状態ですが(他にも職場の送別会、忘年会etc.)、ひとまず寝るまでは小説を書きたいと思います。
今回の宣伝は実はポーリーヌ・レアージュの「O嬢の物語」を「眠る少女」という物語の中で一度、引用していたので、こちらを。
「O嬢の物語」は最初、以下の文章から始まります。「序――奴隷状態における幸福」
人間の幸福な状態の一つに「何も考えなくて良い」があると思っています。それが奴隷状態だったとしても。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885776990 よろしくお願い致します。