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青年の四季についての創作報告書⑱

 郵便局に曜日があるように、幸福にも休暇がある。

 なのに、小説家志望をしていると休暇がありません。
 幸福にだってあるのに。
 好きでやっているから、良いと言えばいいのですが。

 さて、そちらの小説の進みはいかがですか?

 まずは昨日、更新できなかった理由について書かせていただきます。
 寝てました。
「ジュラシック・ワールド」を見ながらご飯を食べて、焼酎のソーダ割りを飲んでいたら気を失っていました。

 いやでも、4時に起きれば。
 と思い暴力的な睡魔の中でアラームを設定したのですが、いつも通りの時間まで寝てしまいました。

 という訳で、今日はがっつり小説を書きます。
 なんですけども、色々あったアレコレを書かせてください。
 
 シチューを作りました。
 ホント好きな具材をぶち込んだだけのシチューなので野菜少な目で、肉多めです。
 海老とかホタテも入れたかったんですが、値段的な理由でやめました。

 シチューがあると便利ですね!
 家に帰って温めるだけで、ご飯になる。
 最高です。

 髪を染めました。
 結構前に明るく染めてパーマもあてていて、色を落ち始めて黒が目立ちだしたので染め直しました。
 現状パーマは落ちているので、そのまま染めた状態なんですが、まぁまぁ印象変わったなーと思っておりました。

 思っておりましたが、職場に行ったところ、まったく触れられません。
 指摘される気配ゼロです。
 
 この際なんで徐々に明るくしていって、金髪とかにしてみたいと思います。
 うちの部署にピアスと刺青いっぱいの方がいらっしゃるので、多分いけると思っています。

 続いて「クズの本懐」というアニメを全部観ました。
 なぜか二週目を現在、見ています。
 
 僕は以前、エッセイでいくえみ陵の「あなたのことはそれほど」を取り挙げたことがあります。
「クズの本懐」はそれに通じるものがありました。

 登場人物全員をクズと定義した時、ある人物だけがクズの枠から外れます。
 その人物は裏表がなく誠実です。
 あらゆることを許容してしまいます。
 
「あなたのことはそれほど」で言うところの、渡辺涼太。
 不倫した女性の旦那にあたるキャラと「クズの本懐」のキャラは、どこか通じる部分があります。

 違うのは渡辺涼太的なホラー感がないこと。

 ちなみに「クズの本懐」の原作は漫画で連載していた雑誌は「月刊ビッグガンガン」でした。
「月刊ビッグガンガン」は月間青年漫画誌とのことです。

「あなたのことはそれほど」が連載しているのは「FEEL YOUNG」というヤング女性向けの漫画雑誌とのこと。
 
 僕が覚える違和感が連載雑誌の違いであったなら、色々考えちゃう部分だなぁと思います。
 
 個人的な考えですが、少年漫画で本当の少年が描かれることは滅多にありません。
 それは単純に読む少年が、求めていないから。

 何か、そういう読者に向けた販売戦略が「クズの本懐」に働いたのだとしたら、「あなたのことはそれほど」の渡辺涼太に通じるキャラクターが清廉潔白で、あらゆる現実を許容してしまうのは当然だと思えました。

 つまり、読者が安心して共感できるキャラクターということのなのですが、その結果、世界観的には浮いた存在になってしまいました。

 もしかするとアニメ化されていない原作漫画の方では、誰よりもクズの本懐を見せてくれているかも知れませんので、どこかのタイミングで原作にも手は出してみたいと思います。

 あ、あと、コトヤマの新作「よふかしのうた」が死ぬほど良いってことも書きたかったんですが、それはまた別の機会に。


 では本日の宣伝にいきます。
 倉木さとしの『超常現象代理人』が本日、完結しました。
「岩田屋町、日常編第一弾」でした。

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054891898098

 男三人(学生二名、大人一名)がワイワイやっているだけの話ですが、さっくり読めるので是非一読いただければ嬉しいです。

2件のコメント

  • 青年郷倉くんへ。

    お疲れ様です。
    郷倉さんはシチューが作れるのですね! 
    すごい!!

    そろそろ寒くなってきたので、
    シチューいいなぁと思いました。

    そして、郷倉さんのことを勝手に黒髪の想像していたのでビックリ!いつか金髪になるのですか!?

    そういえば、最近テレビで観た浅野にいおも金髪でした。漫画家同士の結婚だったんですね。
    知らなかったです。

    こちらにも、エッセイの方にも色々な本が出てきていますね。

    ちょっと恐ろしそうな本。「O嬢の〜」というのは
    恋愛小説には思えなそうな雰囲気。

    「クズの本懐」が1番気になりました。

    ちなみに、「太陽がみている」はどうでしたか?
    私は最後まで見ていないので気になっています。

    こちらとエッセイの感想にあまりなっていなくて、
    すみません。
    ただおしゃべりにきたみたいになってしまいました。笑

    おやすみなさい。
  • ねむこさんへ。

    こんばんは。
    わざわざコメントありがとうございます。

    シチューは自分で食べるようなので、
    まったく人様に食べていただけるようなものじゃないんです。

    黒髪のイメージだったんですね。
    ねむこさんの中では黒髪の僕で良いような気がします。笑

    浅野いにおは、そういえば金髪でしたね。
    何か意味があるのかな?

    漫画家同士の結婚でした。
    発表当時は結構な話題になりました。

    ミーハーな僕はツイッターでエゴサーチとかしまくっていました。笑

    「O嬢~」はホント、おすすめしません。笑

    けれど、O嬢を恋愛小説って言っちゃうと
    「恋愛小説」っていう枠組みの深さが増す気がするので、
    無理やりそう定義しておこうって気持ちがあります。

    そうすると僕も恋愛小説が書けるかも知れませんから。

    「太陽がみている」ですね。
    全部、読んだ訳じゃないんですけど、
    普通なら短編でまとめる話を長編にして、ちゃんと成り立っている、、
    凄い!
    が僕の感想です。笑

    いくえみ稜さんのキャラクターの作り方は本当に天才的なだなぁと
    日々思っています。

    ちなみに、手紙にあったねむこさんのエピソードを
    明日、エッセイで読めるの楽しみにしています。

    メルヘンな妄想としては、
    最近、発売されたポケモンの新作を全クリアしたんですけど、
    森の中の切り株に座っているのなら、
    個性豊かなポケモンたちに囲まれたいなぁと
    少年な妄想に浸りました。笑

    ただのおしゃべり、いつでも大歓迎です。

    おやすみなさい。
    温かくして、良い夢を見てください~
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