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第1回俳句コンテストの考察

 私は第2回のコンテストからの参加なので、第1回のコンテストの振り返りになります。

 振り返るのは、一句部門の大賞・佳作・最終候補の21作品で、まず確認したのが、季語と五七五の定型。

■■季語■■
季語有:20
季語無:1

 季語無しの句もありましたが、季語を想像させる言葉があり、完全に無季の句はなし。


■■五七五の定型■■
定型:16
十七音:21

 16が五七五の定型です。しかし、そうではない句も、句またがり等の十七音。もちろん、字余りや字足らずの句は無し。


 やはり「季語あり」・「十七音」の俳句が圧倒的に優位です。第1回の選考委員メッセージには「皆さんの良いと信じる十七文字」とあるので、そういった一面は強いのかもしれません。

 第2回俳句コンテストの選考委員メッセージには、「季語のない句も自由律の句」とあります。

 が、これをどう捉えるかですね。どの選者でも、ふるいにかけ残る句は、ほぼ変わらないと聞きます。
 最終候補に残ることが目標ならば、季語有の定型。大賞・佳作を狙うならば、無季や自由律なのかもしれません。

 そう考えれば、初心者の私が目指すのは、季語有の定型の句になります。

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