先日、夏井いつき句会ライブに行ってきました。
衝撃的だったのは俳句は、「文系」よりも「理系」向きらしいです。
例えば、十七音の中に五音の季語が入れば、残りは十二音。その中で、ストーリーを組み立て、文字を効果的に配置する。ロジック的な考えは理系向きで、有名な俳人には理系が多いそうです。
そういう考えをすれば、季重なりも納得出来ました。
俳句の主役となる季語。それが二つ入れば、使える文字が減ってしまう。さらに、二つの季語の主役を決めなければならない。確かに上級テクニックで、初心者は手を出してはいけないと分かります。
そして俳句のコツは、まずは音数を気にせずに沢山タネをつくること。音数調整は才能ではなく、慣れだそうです。
真逆の考え方に、少しだけ成長した気がした句会ライブでした。