• 現代ドラマ
  • 恋愛

第四回偽物川小説大賞で部門賞を頂きました!

先日、参加していた偽教授さん(@Fake_Proffesor)主催の「第四回偽物川小説大賞」で、拙作『雲間の月と知りぬれば』に部門賞を頂きました!
「愛」をテーマにした小説の自主企画で、アガペー・エロス・ルダス・プラグマ・ストーゲイ・マニアという恋愛の6類型それぞれの部門賞があり、「エロス賞」を頂きました。
 評議員の皆様、ありがとうございました!

 受賞した作品は下記になります。
『雲間の月と知りぬれば』
https://kakuyomu.jp/works/16817139557248130411
【あらすじ】
六歌仙の一人である文屋康秀は、同じ六歌仙の一人で絶世の美女・小野小町へ懸想していたが、振られてしまう。そんな彼の元へ、小町の遠縁にあたる娘との縁談が舞い込んだ。御簾越しに聞こえる声は小町そっくりで、いけないと分かっていつつも小町との疑似恋愛に胸を弾ませる康秀。しかし、中秋の名月の晩、彼女にそれを指摘されてしまい――平安身代わりラブロマンス、開幕。

こちらの作品の裏話や、書ききれなかった文屋康秀の和歌の歌風の解説などをまとめましたので、下記もよろしければどうぞ。
『雲間の月と知りぬれば』について
https://kakuyomu.jp/works/1177354054922380361/episodes/16817139558357473911

また、『朝の儀式』(https://kakuyomu.jp/works/16817139557298204084)で同じ「エロス賞」を受賞した辰井圭斗さん(@KeitoTatsui)が『第四回偽物川小説大賞振り返り』で『雲間の月と知りぬれば』について言及してくださっていました。
拙作の芯の部分を読み取って下さって、丁寧に読み取ったご感想を書いてくださっています。ありがとうございました。

『第四回偽物川小説大賞振り返り』
https://kakuyomu.jp/works/16817139558288015514/episodes/16817139558350753237

あと、『朝の儀式』すっごくいいので、是非読んでください……! 私、同じ部門受賞しちゃってるけどいいの!? と思いました。


今回の自主企画に参加していたもう一作の『L'Ultima Cena』もアガペー部門の選考で名前を出してありがたい限りでした。
アングラ森小説賞の時にプロットを考えて「いや書けんわ……」と断念していた作品なので、今回形にできて良かったと思います。

『L'Ultima Cena』
https://kakuyomu.jp/works/16817139557794968038
【あらすじ】
このレストランが提供するのは、店名と同じ『L'Ultima Cena』という名のコースだけである。妻たっての希望で、退職金の1/4を振り込んで予約したその店を訪れた高原浩三郎は、出てくる料理の美味しさに茫然とするのだが――温かくも歪な老夫婦の晩餐は、果たして執着なのか、利他的な愛なのか?

よろしければ、こちらもどうぞ!

評議員の皆様、本当にお疲れ様でした!

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する