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第二回遼遠小説大賞に参加しました

下記の作品で、第二回遼遠小説大賞に参加しました!

葵先生の『作り話』
https://kakuyomu.jp/works/16818093081400150781

【あらすじ】
古典の教師・鈴木 葵に向かって男子が冗談で質問した「結婚してるんですか?」に対して、彼女は思いもよらぬ理由を答える。生徒それぞれの心に残る、先生の『作り話』とは──

■遼遠小説大賞とは?
→題材としてのテーマはありませんが、裏テーマは「遠く」で、小説の可能性を切り開く作品を募集している面白い自主企画です。
「小説を取り巻く既存の枠組みや限界から離れた、まだ見ぬ新しい小説を求めます」と募集要項にある関係で、既に投稿されている作品は本当にどれも色んな手法で可能性を切り開こうとしている力作ばかりで面白いです。
 私は上手く読み解けなかった作品もあるのですが、なんか凄いのは分かる、という感じです。
 材料が何か分からないけどすっごく美味しい煮凝りを出されて、これ何使ってんだ?何をどう調理したらこんな味になるの?いや美味い、美味いんだけど一部どうにも飲み込めない塊があるぞ何これ?と、ひたすら考えながら食べ続けている気持ちで読みました。
 評議員の方が、なんと5人もいらっしゃるので、どんな解釈をされたのか今から楽しみにしています。

 拙作は書き方としてはわりと保守的な方ですが、ひとつの出来事を四人の別々の視点で書くという普段やらないことを試みております。
 小説がどこまで遠くに行けるかは、受容する側にもかかっているのではないかと思ったので、受容する側の話を書いてみた次第です。
 葵先生の話した『作り話』がどこまで遠くに行くのか、見届けて頂ければと思います。

 あと、伝わりやすさを重視して作品中では科目名を「古典」としましたが、高校の国語は2022年から「古文・漢文(二つ合わせて古典と呼ぶ場合が多い)」と「現代文」ではなく、「言語文化」と「現代の国語」となっているのは存じております。
 今の高校生が言う「げんぶん」は「現文」ではなく「言語文化」の略の「言文」です。つまり古典のことです。
 知らずに話してるとマジで混乱が生じます。
 気になった方もいるかと思ったので、一応、弁明をば。

 第二回遼遠小説大賞(https://kakuyomu.jp/user_events/16818093076531695408)は7月31日まで受付中なので、あとちょっとですが、新しいことに挑戦したい方は是非、要項をご覧になると良いと思います。

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