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新作短編『夏の日と恋の在り処』

どうも、坂神です。

いきなりですが、現在開催中のコンテスト【カクヨム甲子園・テーマ別】に短編を一本応募します。

本日20:05から公開を開始しまして、その後10分毎に最新話が更新され、20:55に完結します。
全6話、1万4995字のお話です。

選択テーマは「きのう、失恋した」です。

……ちなみに今回はいつもと毛色を変えて、ラブコメではありません。
なので笑いやお色気はありませんし、それどころかラノベっぽい内容でもありません。

しかし「たまには坂神が書いたラノベ以外の小説も読んでやるか~」と言ってくださる心の広い方は、どうぞひとつ目を通して頂けますと幸いです(笑)。


作品概要は下記の通り。


     *  *  *


〇タイトル:『夏の日と恋の在り処』

〇ジャンル:ミステリー

〇キャッチコピー:
[「彼女は、本当に失恋したのか?」 ――恋の足跡を探る青春ミステリー。]

〇あらすじ:
「昨日、華原真雪が失恋したらしい」
ある夏の日、川之辺高校に通う藤川晴彦は、親しい女子生徒の噂を耳にした。
孤高の読書家で、晴彦も憧れの念を抱く美少女の真雪――
そんな彼女を同じ学校の上級生・朝比奈将市が失恋させたというのだ。
クラスメイトの楢橋京也にそそのかされ、晴彦は成り行きから真雪が本当に失恋したのかを探ることになってしまう。
かくして晴彦と京也は、じかに将市と会って話を聞くのだが、やがて意外な事実が見え隠れしはじめるのだった――……
それぞれの過去と秘密を巡る、青春恋愛ミステリー。


     *  *  *


ジャンル選択については、恋愛とミステリーのどちらにするかで正直かなり迷ったんですけど、色々悩んで後者に設定しました。
たぶん、何か甘酸っぱい感じの内容とかを期待している人より、「日常の謎」系の展開を期待して読んでもらった方が楽しめる話なんじゃないかと思いまして。

そしてタイトルに関しては……
まあ今回はジャンルやキャッチコピー以上に悩みましたね。
ライト文芸の青春ミステリーと一般文芸の中間みたいな雰囲気を意識したんですが、これWeb小説としてはたぶん訴求力が低いタイプのタイトルだと思うんで(苦笑)。

ただ今作はミステリーなので、実際に読んでくれる可能性のあるユーザーさんからは、おそらく異世界ファンタジーやラブコメと異なるテイストが求められるだろうなと思ったんですよね。
そういう部分を色々と勘案して、シンプルなタイトルに落ち着きました。

ちなみに狙いが当たっているかどうかは知りません(白目)。



などと、毎度ながら以上のような調子でお送りしましたが、前回の近況ノート以後、拙作をお読み頂き、レビューや評点、応援などをお寄せくださった皆様には、心から御礼申し上げます。

以上、坂神でした!

2件のコメント

  • おはようございます(^^)
    今回はアニメのお話に触れていないんですね!
    ……って、コメントするのそこじゃないですよね(^_^;

    坂神さんのミステリーと聞いて、ミステリーとはちょっと違うのかもしれませんが、『手作り兵器カレーライス』を思い出しました。
    あの作品も、なぜ彼女がカレーライスで毎回告白を受けるのか?がずっと謎でしたけれど、最後まで読者を引きつけ、意外ながらも「そういうことだったのか!」と思わせるアイデアと構成が今作も発揮されていそうな気がします。
    後ほど拝読に伺いたいと思います。

    また、この度は連載中(しかも話が全然進まない)の拙作にありがたいレビューをくださり、誠にありがとうございました!

    坂神さんの仰るとおり、最近は農業関係のビジネス書が多数刊行されているようで、農協に頼らず自身で販路を広げていく若手農家や新規就農者などが注目されています。
    ビジネスとしてだけでなく、ライフスタイルとしてもエコで安全な野菜を求めて自作する若い家族なんかもちらちらと目にしますし、トレンドの一つとして野菜づくりの知識系小説を書いてみようと思い立ちました。

    ……というのは建前で、自分が家庭菜園にはまっていろいろと調べまくっているので、それをネタに小説を書いてみようと思った次第です。
    趣味の分野での調べ物なら全く苦にならないし、むしろ貪るように読み漁ってしまう……私も結構オタク気質なのかもしれません(^_^;

    長文失礼いたしました。
    猛暑が続きますが、お体くれぐれもご自愛ください。
  • >侘助ヒマリさん
    どうもです~。
    この近況ノートを書いたときは二日連続更新だったので、さすがにアニメネタが咄嗟に出てきませんでした(苦笑)。

    新作に関しては、わりとライト文芸寄りっぽい気がするので、喜んでもらえそうな読者層は『手作り兵器カレーライス』と比較的近いかもしれません。
    ただ今回は「より青春ミステリーらしい内容になっているんじゃないかな?」と自分では思っています。

    私が読んだビジネス書は、ライフスタイルと消費に関して書かれていたもので、健康志向の生活やミニマリズムの話が紹介されていたんですよね。
    そのなかでオーガニック野菜を栽培/販売しつつ、マイペースに暮らす人たちのエピソードがあって、面白いなあと思ってたらヒマリさんが新作で野菜作りをネタに小説を書きはじめていたという……
    それで元々気になっていた題材だっただけに、これはチェックしなきゃなあと使命感を覚えまして(笑)。
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