どうも、坂神です。
アニメ『エロマンガ先生』をみていて、千寿ムラマサ先生の書いたラノベが累計発行部数1450万部だとかってんで思わずヘンな声が出てしまう今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
何でも軽く調べてみたところ、国内のライトノベル史上において累計1000万部を超える小説は、10作品もないらしいですね。
1450万部より上となると、『スレイヤーズ』や『ソードアートオンライン』、『とある魔術の禁書目録』など、ほとんど世代を超えて語り継がれるような知名度の作品ばかり……。
というか、『ロードス島戦記』や『涼宮ハルヒの憂鬱』ですら、1450万部には届いていないらしいです。
まだ中学生のムラマサ先生は、果たして何年間でそれだけの累計発行部数を達成したのでしょうか。原作未読なので詳細はわからないのですが、実は累計部数そのものと同じかそれ以上に売れる速さが恐ろしいような。
たしか川原礫先生の場合で、デビュー後4年ぐらいで全著作を合算した累計発行部数1000万部を超えたっていうのが、電撃文庫の最速達成記録だって記事を過去に読んだ記憶があるのですが。
……まあ、きっと真面目に考えたらダメなやつですねこれ(笑)。
と、それはさておき。
最近は、ずーっとプロットや作品設定ばかり作っている気がします。
【BOOK☆WALKER】コンテストが終了してこっち側、そろそろ3週間近くが経つわけなんですが、そのあいだに長編で2本、短編で3本……で、合計5本ほどプロットを立ててみました。
まあ実際には、いざプロットまで作ってみても、5本全部書くわけじゃないと思うんですが。
まず短編3本のうち、2本は「僕とキミの15cm」コンテスト向けのものですね。
片方はラブコメ色の強いやつで、もう片方はストレートな青春恋愛物。
差し当たり、これはラブコメ色の強いものを優先して書いています。
後者のプロットは、いったんお蔵入りかなあ。何か他の機会にアレンジして、そのうちしれっと新作として利用するかも。
残り1本は、完全に思い付きで作ってみたプロットで、内容は強いて言えば恋愛SF物でしょうか。
長編2本のうち、1本は第三回Webコン向けのラブコメ物。
とりあえず「15cm」コンが終了したら、優先的に書きはじめたいのはこれかな。
あともう1本は、ベタな異世界転生ファンタジーです。でも実際に書いて公開するかどうかはわかりません。ファンタジーなら『ドラ逃げ』の続きを書いた方がいいかもしれないしなあ。
それにしても立て続けにプロットばかり作っていると、作中に登場させる固有名詞を捻り出すのにだんだん困ってきますね(白目)。
キャラクターの人名とか、舞台になる場所の地名とか。
学園ラブコメだと高校名を考えたりもしなきゃいけないんですけど、わりと毎回悩むんですよね実は。
なんかですね、例えばヒロインの名前だとか、何だかんだで「可愛いイメージのある漢字」とかって概ねバリエーションが決まってる気がするんですよね。
「愛」「綾」「姫」「花」「音」とかとか……
そういうのをザーッと書き出して、色々組み合わせをアレコレ考えながら名前を作るんですけど、だんだんそのうち「あっ、これ他のキャラの名前に使った字と被ってるな……」とか、そんなんばっかになるわけですよ。
まあ、そうやって捻り出した名前のキャラには、それだけ思い入れが強くなったりもするんですけどね~。
ていうか、改めて考えてみると、そこでヒロインキャラに「エルフ」とか「ムラマサ」って名前付ける伏見先生まじハイセンス。
などと、毎度ながら以上のような調子でお送りしましたが、前回の近況ノート以後、拙作をお読み頂き、レビューや評点、応援などをお寄せくださった皆様には、心から御礼申し上げます。
にしてもアレですよ……
『エロマンガ先生』の作中じゃ、山田エルフ先生(発行部数220万部)は、マサムネくんに向かって「戦闘力10分の1の作家」って言ってますけど、それでもシリーズ累計22万部ってメッチャ売れてる部類の作家さんですよね(汗)。
マサムネくんの過去作が何巻まで続いたかわからないんですけど、仮に10巻出てたとしても単巻平均2万部以上だったら、近年は出版社次第じゃ普通に映像化もワンチャンあるぐらいのヒット作のような。
『エロマンガ先生』の登場人物って圧倒的天才だらけだわ……などと、軽く衝撃を覚えてしまう坂神でした!