この作品は第二回カクヨムコンテストに応募していたのですが、残念ながら読者選考を通ることはできませんでした。
自分自身、これは通過は無理じゃないかな、となんとなく予想していたのですが、いざ本当に落ちてみるとその落胆は結構大きなものでした。
あまり期待しないようにしようとしてはいたものの、まだどこかで自分自身を過大評価していた部分があったのかもしれません。
この作品は、私にとってはかなり思い入れの深い作品です。
でも、それはあくまでこちらの主観であって、作品の評価とはなんら関係がありません。
いくらこちらが好きな作品であっても、レビューをひとつも書かれていないという事実がすべてを物語っています。
私なら、良いと思った作品にはレビューを書かずにはいられません。
この作品には、それだけの力がなかったのです。
というわけで、4つ目のエピソードはまだ未完なのですが、こちらはしばらく更新する予定はありません。今は新作のファンタジーに力を注ごうと思っているからです。
今あらためて読み返してみると、テーマの地味さや少々ややこしいストーリー展開など、読者を先に引っ張っていく牽引力には確かに欠けていたかもしれない、と思っています。
やはり自分で書いていてもっとワクワクできるようなものを書かないといけないですねえ。
書いているときは楽しかったはずなんですが……
やはりファンタジーには「冒険」という要素を求めている読者が多いのではないかと思いますし、それは私も同じです。
この作品にはそういう要素は確かに欠けていました。
次に書く作品では、この先にどんな街や人、世界が待っているのか?という期待感を持たせられるような作品にしたいと思っています。
要するに旅をする物語、ということです。
そして旅の仲間とのコミュニケーションという点でも楽しめる作品に出来ればな、とも思っています。
なお、仲間というのは人外です。
やはりファンタジーなので、こういう要素は欲しいところ。
いずれこちらでも告知するかと思いますが、次作も読んでいただければ幸いです。