2つめのお題は「危機一髪」です。
……このお題を考えたやつ、このテーマで小説を書いて提出してくれないかな?
「危機一髪」なシーンとかが登場する作品を書くのは非常に簡単です。特に意識しなくても、多くの人が危機一髪要素のある作品を書いたことがあるでしょう。
問題は、意識しなくても自然と書いてしまうような、あまりにもありふれた要素を、わざわざテーマにして何を書くのか、ということ。
しかも、お題から作中で危機一髪なシーンが登場することはネタバレしているわけですよ。どうしろと。
さらにこれ、建前上は、曲がりなりにもカクヨムコン短編賞応募作として書くわけですよ。
あまりにいろいろ酷すぎて、私はもう、コメントが思い浮かびません。
まあ、あれですかね。これはどちらかというと、エッセイのためのテーマを出そうとしているのかもしれません。今回、カクヨムコン短編賞にはエッセイ部門がありますし。それならまだわかる。
本気で小説でこれを取り組むなら、テーマからネタバレしててもなお緊張感の走る作品を書かなければなりません。しかも1万字以内の単発の短編で。
そうなると、発想力も実力も、相当なものが求められることになると思います。
仮に実力があっても、それを3日で仕上げられるか、というと、かなり怪しい。
前回のお題は、書かないと言いつつ結局書いてしまいましたが、これは絶対書きません。
そもそも私の実力では無理です。仮に何か思いついても、3日でプロットをまとめて書けるとはとても思えません。