『鹿翁館のミステリー』の全面改修を行いました。若干、描写を足したりなんだりしつつ、エピソードをより細かく分割。
大筋の内容は変わっていませんが、5000字くらい加筆して、エピソードは21分割になっています。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054921493198(『鹿翁館のミステリー』)
なぜこんな改修をしたかというと、ステキブンゲイを試用するのにこの作品を選んだためです。
ステキブンゲイは、存在自体は立ち上げ時から知っていたものの、興味が沸かなくて利用していませんでした。いかにも読まれなさそうですし。
どうせ読まれないなら、使い勝手とかの面でカクヨムのほうがマシだろうと。
とはいえ、使ってみないと実際のことはわからないので、とりあえずなんか投稿することにしたのですが、ちょうど賞の公募をやっていたので、ついでだからこいつを出すことにしたわけです。
『鹿翁館』は3万字台という微妙な字数のせいで、どこの公募にも出しようがない作品ですが、ステキブンゲイ大賞は20万字以下という、すんごい適当なレギュレーションだったので、一応出せたわけです。たぶん賞はもらえないでしょうけど。うまいか下手か以前に、書籍化するには中途半端な字数ですからね。
もし万が一書籍化することになり、字数を増やさなければならない場合、アイデアがあるにはあるんですが。
本当は『文具沼への招待』の方がよくできていると思うのですが、あれは商標をモロに使っているので、公募には出しづらいところです。シャーペンの宣伝小説としてはいいと思うんですけどね。
で、ステキブンゲイに投稿することにしたわけですが、あそこでは1エピソードは1000字くらいが望ましいとか、無茶苦茶なことが書かれていました。
しょうがないので、できるだけ分割を増やし、もともと10だったエピソードを21にしたわけです。
これでも1エピソードの平均は2000字くらいなんですが、これ以上分割したら、かえって読みにくくないかねと私は思う。
その改修を、こちらにも適用したわけです。