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低粘度油性の経年劣化

 上が2014.1.8にコクヨ・キャンパスノートに筆記したもの。

 写真だとわかりにくいが、ジェットストリームのみ、若干裏抜けが進行している。比較として一番下に、2014.11.10に同じジェットストリームで筆記したものを掲載している。

 リポータースマートが同等程度に抜けているように見えるのは最初からで、時間経過によって変化したわけではない。このボールペンのインクの色は濃いので、裏移りしやすいが、抜けやすいということはない。ただ、私の手持ちの個体はダマができやすく、そこは抜けるのだが。

 アクロボール1.0mmは裏移りしているだけで、抜けたり劣化したりといった感じではない。


 下が2014.1.8にダイスキン・ダイアリーに筆記したもの。

 ダイスキン・ダイアリーはダイスキンよりも紙が薄く、もともと容易に裏移り・裏抜けする。

 写真だと、ジェットストリームがじんわりと裏抜けしているのは確認できると思うが、これが黄色がかっているところまでは確認しづらいかもしれない。実際は若干黄色染料がにじみ出た感じになっている。こちらも一番下に比較の筆跡を載せている。

 こちらも、リポータースマートはダマの部分以外は裏移りしているだけで、劣化したわけではない。劣化したジェットストリーム並みに裏移りしてはいるのだが。


記事戻り用URL
https://kakuyomu.jp/works/16816452219395699381/episodes/16816452219395969130
(『ボールペン覚え書き』「低粘度インクの経年劣化について」)

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