超簡略版の、文学に関わる哲学概略シリーズをアップしました。実存主義、ソシュール、構造主義、ポスト構造主義をそれぞれ2000字前後で説明するという、わかる人にはわかる、恐ろしい暴挙に出ております。
たぶん、これ以上短く簡単に、わかった気にさせる説明を書くのは無理だと思います。と同時に、かなり端折りまくってもいるので、もし本当にこれらの哲学理論を利用して評論などを書きたいのであれば、ちゃんとした本に当たるべきでしょう。
ただ、こうした概略を知っておくことで、専門書を読むときに理解しやすくなるメリットはあると思います。
もともとこれは『文字精錬研究部』の方でやりたかったことなのですが、『文字研』は一応小説を書くために使える技術の紹介を目的に書いていたので、これらの哲学理論をどう利用して小説を書くか、あるいは分析するか、というところまで踏み込む必要があるんですよね。となると、この、あまりに簡略な説明だけでは足りないので、もっと詳しく書く必要があるんですが、だったら私が書いたものよりも、新書や『文学部唯野教授』を読んだほうが良くない? となってしまいます。
それで書くのを断念したわけですが、今回は雑学程度の話なので、これだけ端折りまくってもOKということです。本当にOKかは知りませんが。