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「荒野のカップメン」を公開

 しばらく小説でないものを公開してお茶を濁していたが、ようやく小説を出すことに。
「荒野のカップメン」の大盛り版を公開。

 これは自主企画「【カクヨム作家にカップラーメンを作らせたらどうなるか?】コンテスト」用に書いた同名の作品が元になっている。現在、その作品は「荒野のカップメン(パイロット版)」と、タイトルを変えることで区別している。

 パイロット版は、締め切りが短かったことや、規定字数が1万字以内(4000字前後を推奨)だったために、3分で読めることを目指して1200字前後に収めたのだが、あのネタをやるならもっとちゃんとやり切りたいと思っていた。
 で、実際にやり切ろうとしているのが今回の「荒野のカップメン」。設定を流用しているが、パイロット版との直接の繋がりはない。

 本当はタイトルはマカロニ・ウェスタンの伝統にしたがって「続・荒野のカップメン」にすべきかとも思ったのだが(マカロニ・ウェスタンではしばしば、続き物じゃないのにタイトルに「続」が付く)、「続」と付けると、たたでさえ少ない読者をさらに減らすことになりかねないのでやめておくことにした。

 マカロニ・ウェスタンは基本的にピカレスク・ロマンで、殺戮だの拷問だのが描かれるものだが、私はあえてR15指定なしで書けないかなと思っている。この作品はあくまでインスタント・ヌードル・ウェスタンであって、パスタではないのである。ただ、途中でどうしても書かざるをえなくなる可能性もあるだろう。

 現在のところ、5話分は書いているが、6話で早くも行き詰まっている。どうもつまらないので、もっと良くならないかといろいろやっている。
 本当はその問題を解決してから連載を始めたかったが、そうすると一生始まらない可能性もあったので、もうやってしまうことにした。

 公開ペースがどうなるかわからないが、調べてみると、新聞連載はだいたい1回につき800字らしい。そのペースで公開できればそれに越したことはないが、実際は厳しいだろうなあと思う。

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