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同題異話SRの4月、5月(遅刻)分を更新

 私がこの企画を知ったときにはすでに8月分まで終わっていたわけだから、遅刻というのが正しい表現かは不明だが、ともかく、同題異話SRの4月、5月分を掲載した。

 本当は、私はこの作品集にプロローグとエピローグを付けるつもりだった。プロローグは「朔 ――Infrared」で「桜花一片に願いを」がRed。3月はUltravioletで、エピローグは「盈 ――Moonbow」とするつもりだった。

 が、3月のお題が「桜花は一片の約束」と発表されて予定が狂った。
 3月のお題は、明らかに4月のお題のリフレインになっている。となると、3月がUltravioletなら、4月をInfraredにするべきだろう。

 というわけで、本来考えていた「桜花一片に願いを(Red)」の内容を変えて、プロローグの要素を取り込むことにした。ということもあって、かなり短い作品になっている。
 それに合わせて、未公開分の作品の色も、少しずつズレることになった。

 こんなことは私以外の人は気にするはずもなく、単なる自己満足だというのはわかっているが、せっかくセットものとして完成させるつもりで始めた企画なのだから、最後までやり切りたい。

 しかしこうなると、3月のお題はエピローグの要素を含めることになるので、それを公開する際には、全作品が揃っていることが望ましい。
 つまり私は今月までに、あと4つの作品を書く必要がありそうである。1週間に1作というのは無理なペースではないが、毎回20日前後かかっている私に出来るのかは怪しい。
 とはいえ、こうなったらやるしかない。

「桜花一片に願いを ――Infrared」については、先ほども言ったように、全体のプロローグ的な要素を兼ねるために、短い作品になって、単体で読むと物足りないと思う。

「きみに会うための440円 ――Red」は、この作品集の中では珍しく、わりと正統派に小噺的な作品にした。不条理要素はあるが。


 ところで、今回の更新でわかったことだが、既存のエピソードの前に最新のエピソードを挿入すると、新着としてカウントされないらしい。マークも付かないし、新着欄にも載らない。
 私の場合、新着欄に載ろうがマークが付こうが、読者数に影響はないからどうでもいいが、この仕様だと困る人もいるんじゃないかと思う。

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