誰得な話なんだろうと思いつつ、誰かの性癖に刺さればいいと割り切って書いた話でした。
あと書きたいシーンがあってそこから話を膨らませた物語です。
・ドアマットヒロイン
・裏切った王太子を治療する優しいヒロイン
・モテるからっていいことばっかじゃないんだよ、なヒロイン
・花吹雪の中でペアダンスを踊るヒロインとヒーロー
結局ヒロインは最後に幸せになったのかと言われるとまあ幸せだと思います。そもそも元の世界でも薄ら不幸だったし。
ヒロイン胡桃ちゃんにとってのヒーローはマルシオだったけれど、ストーリーヒーロー的な存在はミゲルというある意味ダブルヒーロー?
あと当初の設定では三歩下がって主人の影踏まず、な従順なキャラだったはずのソフィアちゃん暗躍しすぎ。
ベリンダやエリーがその後どうなったかというと……ベリンダのほうは綺麗な容姿に戻ったマルシオにしつこくしすぎてこっぴどく振られてます。
エリーは自分は狡猾で頭が良いと思ってるけど、素で相手を見下す癖があるから誰と結婚しても上手くいかないと思われ。
ifルートがあればどんな時も傍にいて力になってくれたアレホさんとくっつく話がありそう。二人のヒーローも「どうせ年齢的に先にいなくなるからまあ……」と見逃してくれそう。