清瀬 六朗です。
昨日(8月27日)はお騒がせをいたしました。
結果的には空騒ぎということになったのですが、問題自体は続いているので、もしかすると、同じ問題でしばらく「カクヨム」から姿を消す可能性もあります。
そのときには「あ、例の問題のせいだな」と思っておいていただければ、と思います。
いまのところ、何が起こっているかは具体的には書かないほうがいいと判断しているのですが、書けるようになったら、「もの書き」としても貴重な経験なので、「カクヨム」でもご紹介したいと思っています。
それ以外にもいろいろあって、ご紹介が遅れたのですが、夢月七海さま主催の自主企画『同題異話』の六月号・七月号参加作にそれぞれレビューをいただきました。
紹介が遅くなってしまい、申しわけありません。
『同題異話・七月号 人魚と内緒話』
https://kakuyomu.jp/user_events/16818093080288698072 『人魚と内緒話』
https://kakuyomu.jp/works/16818093081512731356 瀬谷酔鶉さまより:
『19世紀インドから壮大なスケールで描く、小さな出来事』
https://kakuyomu.jp/works/16818093081512731356/reviews/16818093081573044622 私自身は、設定があらかじめあったので、それに合わせて、あまり計画性なく書いてしまったお話なので、「大きな歴史的事件と小さな願望の対比」という評をいただいて、その構図に気づかせていただいたので、たいへん嬉しい評でした。
あと、21世紀も技術的進歩の激しい時代ですが、19世紀もそうだったので、船の技術が「帆船から蒸気船へ、外輪船からスクリュー船へ」という進歩と人間の変化(または変わらなさ)の対比に注目してくださったところも嬉しかったです。
ありがとうございました。
『同題異話・六月号 Under the Storm』
https://kakuyomu.jp/user_events/16818093078443337637 『Under the Storm スクーナー船パーシャンハウンド号の航海』
https://kakuyomu.jp/works/16818093078517948718には、企画主の夢月七海さまより:
『嵐の下を、いざ進め』
https://kakuyomu.jp/works/16818093078517948718/reviews/16818093083551978453 「ヨーロッパ人やアジア人関係なく、様々なバックボーンを抱えた人たちが出てきます」という評をいただけたのは、まさにそういう社会のありさまを描きたかったので、たいへん嬉しいです。
この物語の年代を1857年(清でのアロー号事件の翌年)に設定したのですが、そこから、七月号の『人魚と内緒話』に出て来るアジア史上の大事件(インド大反乱)へとつながって行くので、その点を評で採り上げていただけたのも嬉しかったです。
スクーナーは19世紀の海洋冒険小説などに出て来るので、以前から描いてみたかったあこがれの船種なのです。しかし、どうやって動かすかまったくわからず……ディンギー(競技用ヨットの船種)は、ヨット競技の中継とかでかなりあやふやに「なんとなく」程度にはわかるのですが。
そういうところから想像をふくらませて描きました。
だから、操船については、基本的に事実に基づいてはいなくて、ファンタジー度が高いんですけど。
ありがとうございました。
ところで、六月号「Under the Storm」応募作に「スクーナー船パーシャンハウンド号の航海」という副題がついているのはなぜか、というと、じつは、もう一作「Under the Storm」のタイトルで応募するアイデアがあったからで。
一階で勉強していたら、二階でブレーンストーミング brainstorming をやっているのでうるさくてしかたない、というお話を書こうとしていたのです。ところが、どこを舞台にするか、登場人物をどうするかというのが決められず、けっきょく書けませんでした。
……ということで、そのアイデアだけをここに紹介しておくことにしました。
ちなみに、もうひとつ、『同題異話』関係で予告、ならびに最初からお詫びです。
『同題異話・八月号 沸騰する祭×去らない熱』
https://kakuyomu.jp/user_events/16818093082129684199参加作を書かせていただいたたのですが(8月29日より公開します)。
また長くなってしまいました!
24000字とか(『人魚と内緒話』よりまだ少し長い)。
そのため、連載終了が9月半ばまでずれ込みます。
申しわけありませんが、よろしかったら、またおつきあいくださいますよう、よろしくお願いします。