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ほんとに地に平和がありますように


 清瀬 六朗です。

 一夜明けて伝えられて来た「令和6年能登半島地震」の被害の大きさに、ことばが見つからない思いです。
 文章書きをやっている人間が「ことばが見つからない」なんて言うものじゃない、と言われたことがあるんですが、ほんと、見つからないというのが正直なところです。

 心よりお見舞い申し上げます。

 この災害については、考えなければいけないと思うこと、考えたことなどいろいろありますが、それはまた落ち着いてから続けたいと思います。

 それで、今度は羽田空港で旅客機炎上と大きく報じられています。
 旅客機側の乗客乗員が無事というのが「不幸中の幸い」だと思いますが、一方の海保機はその能登半島地震への救援物資を輸送するための便だったということで、そのことを考えても、その犠牲には胸が痛みます。
 (しかも、映像で見た状況では、旅客機の荷物も全部損失だよね…)。

 これを書いている時点で、(NHKニュースによると)原因として「管制ミス」、「管制官の指示の聞きまちがい」、「着陸ミス」などの説が出ているようですが、もし「また起こる可能性がある」ような原因だとすると、正直に、怖いな、と思います。
 「新千歳‐羽田」便は札幌の即売会に行くときによく使います。
 12月31日に完結した『庚申待ち』
https://kakuyomu.jp/works/16817330664767301464
も、初出が札幌の即売会「北海道コミティア」でしたし。
https://kakuyomu.jp/works/16817330664767301464/episodes/16817330668428559897
 ですから、東京のひとが、新千歳空港から出発して房総半島の上空を回り、羽田に到着するときの気もちには覚えがあります。

 機内で離陸前に何度も見た「安全に関するビデオ」に出て来る機内からの脱出って、実際に、何の前ぶれもなくやってみて90秒以内で行えるってすごいな、とも思いました。

 しかも、日本の報道では目立たなくなってしまったけど、アルジャジーラのページを見ると、ガザの戦争で、パレスチナ側で1月2日時点で過去24時間に200人の死者、ということですし。
https://www.aljazeera.com/news/liveblog/2024/1/2/israel-hamas-war-live-almost-22000-palestinians-killed-by-israel-in-gaza

 ほんとうに、この新年、地上には平和があってほしいと切実に思います。

 そんなわけで、ですね。
 『庚申待ち』が12月31日完結、9万5千字。
 『in terra pax ―新春』
https://kakuyomu.jp/works/16817330668895004458
が1月1日に完結、1万6千字(どちらも「あとがき」を含む)。
 相変わらず、どちらもカクヨムコンに出せない、という分量です。
 しよーがないなぁ。

 それで!
 本日1月2日より、『ホーム、スイート・ホーム』
https://kakuyomu.jp/works/16817330668429478837
の連載を始めています。
 関西圏の高校生の少女二人の物語です。
 関西なので関西弁をしゃべります。
 関西のことばに詳しい方や、関西のなかでも特定の地域のことばに通じた方からすると、ブロークンな関西弁かも知れません(実際にそういう指摘を受けたことがあります)が、それは作者の私の限界なので、ご容赦くださいませ。
 2011年に書いた物語を手直しして掲載します。
 よろしくお願いします。

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