清瀬 六朗です。
アリエさん主催の自主企画「メイドさんメインの作品を読ませてください!!」に参加させていただこうと思い立ちまして。
『さわらび』の連載を始めました。
第1話
https://kakuyomu.jp/works/16816700428898415148/episodes/16816700428898566550 第2話
https://kakuyomu.jp/works/16816700428898415148/episodes/16816700428899694532 ヴィクトリア朝英国のお屋敷、メイドさん魔法少女でバトルものというお話です(全8話予定)。
よろしくお願いします。
久我真樹さんの『英国メイドの世界』(講談社)を読ませていただきまして。
https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000186019 皿洗いなど台所雑用係メイド(スカラリーメイド)というのがひどく悲惨な境遇だった、という話を読んで、このお話を書きました。
いやぁ。
この文を書き始めてから途中で皿洗いして戻って来て続きを書いてるんだけど、食器をしっかり洗って片づけて、って、けっこうめんどうです。
油とかなかなか落ちないしねぇ。
まして、イギリス(イングランド)なので東京あたりより寒く、水も冷たいでしょうし、台所の暖房が十分とも思えないし。
しかも、お屋敷のご主人や上級使用人が、自分では食べられないような高級なものを食べて、その食器関係の洗い物だけ担当するわけです。
お皿とか、いまより重くて割れやすかったでしょうし。
手荒れの薬とかも庶民に行き届いていたとも思えないし。
モチベーションが上がるかというと、主人や調理人の立場から言えば、お皿がきれいなのはあたりまえなので、きれいに洗ったからって特別に褒めてもらえることもないだろうし。
たしかに、たいへんな仕事だったと思います。
メイドさんらしいお仕事をする場面はありませんし、ご主人様・お嬢様との絡みもほとんどないですが。
メイドさんの境遇のお話、ということにはなるかな、と思います。
ところで、お相手役(コンパニオン)とメイドは違うらしいのですけど、ここに出て来るメアリーはたぶんお嬢様とは身分が違うので、コンパニオンというよりメイドでしょう。
あとは、少し詳しいひとが読めば、ケルト文化の入門書だけ読んで書いたな、というのがまるわかりかな。
……ま、最初はそんなものですって。
ちなみに初出は2014年です。今回は、本文に手を入れ、章タイトルをつけて連載します。
また、ファンタジーのバトルもので、バトルの描写で残酷と感じる方もいらっしゃるかも知れないと思って「残酷描写あり」としました。
ところで、『荒磯の姫君』も連載を続けてますよ!
先週は、「(中)」の初めのほうということもあり、毎日更新(予約投稿ですが)としていましたが、今週から週2~4回の更新になります。
こちらもよろしくお願いします。