• に登録
  • SF
  • エッセイ・ノンフィクション

電子妖精の夢の続きを

私はキミを信じられなくなってしまった。
キミは素晴らしい作品だった。そう思っていた。けれど私は、キミを信用できなくなった。

あの頃見ていた夢は良かった。いつも輝いていて、楽しそうで、理路整然としていて、キャラクターも魅力的で良かった。

なのにいつからだろう。キミがちぐはぐで、論理が破綻していて、不愉快で、整合性がなくて、不安で仕方がなくなったのは。
私はキミの夢を見ていたい。
もっとたのしくて、愉快で、明るくて、目も覚めるような。
そういう、愛の溢れる世界を感じたい。
夢は冷めてしまった。
もう少しだけ。
もう少しだけ、私に夢を見せてくれ。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する