お久しぶりです。実は生きておりました私です。
最近はぼちぼちと書いてはいるもののなかなか納得できず公開はせず、という状態でリハビリを続けていたのですが、昨日、昨年参加させていただいたゆあん様の新しい企画がふと目に留まり、頭の中にシチュエーションがパッと浮かんだので、まことに申し訳ないことにそれなりの酔いの中、勢いで書き殴ってみました。
※ゆあん様の企画はぜひぜひこちらからご確認くださいませ。→https://kakuyomu.jp/works/16816452219770678223
相変わらず自分の中で組み立てた筋書きをひとに説明するのがへたくそだなと、頂いたコメントを拝読させていただき感じたので、後日談というか、解説に当たるパートを書くかどうか考え、考えた末、とりあえず事前情報としてタグを増やしてみました。
この話は、現代ドラマを主軸としているものの「意味が分かると怖い話」で、「都市伝説」の要素を含んだもの、という視点に立って読んでみて頂けると私の頭の中の明子と智昭、そしてカフェ「フィーネ」の物語に重なりやすくなるのかもしれません。
昨年恋人に振られた明子という人。仕事も手につかず、クビになったその日。
ネットの一部界隈で評価や口コミは少ないものの話題になっている、「終わり」の名がついたカフェへ立ち寄る。
出入り口で香った彼と同じ煙草のにおい。それが彼本人であればいいと願う意味。私と「同じ結末」とは何か。
飲み干したコーヒーと、「それから、五分か、十分」
ジャズの音色の中で「眠る」
「心に全く響かなかった」という名前の、思い出の曲名。
こんなところを意味深に考えて頂ければ、皆様の想像の数だけ結末が生まれるのかもしれません。
それでは皆さん、おやすみなさい。
またそのうちに。