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【幻獣召喚士3】第三話「蒼龍」を掲載しました

https://kakuyomu.jp/works/16816452221210723112/episodes/16816927859985368530

そんなわけで第三話です。

■ユニに言い渡された禁酒令は、ユニ部屋(と呼ばれていた)の中ではその限りではありません。よかったね。
 ちなみにアスカは煙草も吸います。
 オオカミたちが煙草の臭いを毛嫌いすることを知っているので、ユニの前では吸いません。
 ゴードンも煙草は吸いません(酒も飲まない)から、普段は庭のテラス席か、部屋の場合はバルコニーに出て吸っています。
 まるでどこかのお父さんのようです。
 養女であるフェイから禁酒禁煙を命じられ、それに大人しく従っているのは、いかにもアスカらしい感じがします。

■おさらいになりますが、四神獣はこの世界に常在しているわけではありません。月の半分ほどは幻獣界に帰っています(蒼龍はその間に赤龍と会っています)。
 召喚士と幻獣の場合は、少しの間でも離れると強い不安や苦痛にさいなまれるので、よほどのことがないと召喚解除は行いません。
 四帝と神獣にそうした関係が生じないのは、召喚時の魂の融合が不完全なためだと考えられています。
 人間側の記憶は神獣に読み取られますが、神獣側からは先代の四帝の記憶が与えられるだけです。
 それは、あまりにも神獣の持つ膨大な記憶と知識が、すべて人間に流れ込むと脳の容量が耐えきれずに廃人と化すからだと言われています。

■さて「龍の依頼」は予想の範囲内だったでしょうが、その対象は意外なものでした。どういうことは次回で明らかになります。
 どうかお楽しみに!

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