https://kakuyomu.jp/works/16816452221210723112/episodes/16816927859726433276そんなわけで第四章の最終話です。
■冒頭のマリウスの見送りで「蒼龍帝の呼び出し」が突然に告げられますが、これは次の第五章「龍の依頼」につながる話です。
五章はまだ六話しか書いていませんが、かなり長くなりそうですから、どうぞまったりとお付き合いください。
■後半はただのいちゃいちゃ話ですw
ケイトさんは四年の間にすっかり成長して自信をつけたのか、かなり過激な実力行使に及んだらしいです。
会話の内容から、彼女に技(多分口技)を伝授したセーラさんは二度目の登場です(前回は名無しだった)。
セーラはヒギンズが目を付けたとおり、もともとその仕事に向いていたようで、見事に高級娼館の売れっ子となっています。
かなりの大金を稼いでいますし、かつては遊女の宿業ともいえる性病の脅威も、マリウスとカニングの連携で入荷する抗生剤のお陰でかなり軽減されています。他人がどう見ようと、セーラ自身は今の境遇に満足しているようです。
ヒギンズが目を付けたという点ではケイトも同じなわけで、そっち方面の素質があったのかもしれません。
言ってみればカニングはその餌食となったわけで、組の大幹部としてのプライドはズタズタです。
章タイトルの「憂鬱」とは、ケイトを王都にやるかどうかの悩みと、若い娘に○われてしまったことを表しています。実にしょうもないですねw
■そんなわけで、次回からは本編に戻って第五章が始まります。
お楽しみに!