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【幻獣召喚士3】第五話「転職」を掲載しました【あけおめ】

https://kakuyomu.jp/works/16816452221210723112/episodes/16816927859466619345

そんなわけで第五話です。

■明けましておめでとうございます。「幻獣召喚士」は、あと三章くらいで完結しますので、それまでどうかお付き合いください。


■新年はいつも日本酒で迎えるのですが、今年は「天の戸」(あまのと)という私が好きな蔵で出した「天黒樽熟成」という少し変わったお酒にしました。
 焼酎用黒麹を使用し、小布施ワイナリーのシャルドネ貯蔵樽(オーク)で九か月熟成させたという「おいおい、それは日本酒と言えるのかい?」と思うような変わり種です。
 飲んでみると日本酒と白ワインを足して二で割ったような味で、酸味の利いた美味しいお酒でした。
 もう入手が難しくなってきているので、興味のある人はググってみてください。超お薦めです。

■前回はエロに振った話だったので眉をひそめた方も多かったと思います。
 今回は万人受けする話になっていますので、ご安心をw

■女衒のヒギンズさんもそうでしたが、代貸しも軽い潔癖症です。
 特に本人が作中で言っているように、「女は常にいい匂いをしていないと我慢がならない」という、夢見る童貞のような考えを持っています。
 なので若い娘であるケイトがボロい古着を着ているのも許せないし、ヒギンズの言うように実はあそこが臭かったらと想像するだけで鳥肌が立ってしまうのですね。
 だから必ずしもケイトに対して親切だというわけではありません。

■カニングが現在の屋敷を購入したのは十年余り前で、マーサはその時からメイドとして働いていました。
 ちなみに、このほかカニング邸では男性も雇っていて、主に御者と馬の世話をしていますが、薪割りや風呂の焚きつけなんかもしています。
 彼は基本的に屋敷に入ることはしませんし、通いなので屋敷に自分の部屋はありません。
 ケイトの部屋は、カニングの前に住んでいた人(この屋敷を立てた商人。事情があって転居した)の娘の部屋でした。
 壁紙や調度品は、その娘が残していったものです。ただし、寝具とカーテンはケイトのために新しいものが用意されました。

■さて、次回はなぜケイトが無口になったのか、どうしてマリウスが呼ばれるのかという理由が明かされます。
 というわけで次回をお楽しみに!

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