https://kakuyomu.jp/works/16816452221210723112/episodes/16816927859382593275そんなわけで第四話です。
■いきなり視点がある女性のもの(しかも霊体)になって話が始まるので、ちょっと面食らったかもしれません。
この点に関する説明や種明かしはありません。
彼女は幽体離脱ができる体質で、きっと双子の姉妹がいるのでしょう(ザ・たっち)。
■さて、一部の人からは期待されているエロ回でございますが、苦手な人はそれらしい部分を読み飛ばしてください。
とは言っても、直接描写は避けていますし、男はパンツ着用です。
やっていることはソフトな愛撫で性交はしておりません。
プロであるヒギンズが性交をしないのは、処女の〝水揚げ〟が大金になるから当然です。
調教の第三段階は男をその気にさせる技術ですが、ヒギンズがそれをあまり重視していないのも、あまりに技巧が上達してしまうと初々しさがなくなるという理由からです。
のし上がる遊女は、教えなくても自分なりに工夫を凝らすものです。
■なお、作中でヒギンズさんが「女性は不潔で臭い」と言っていますが、それは彼個人の経験からくる感想で、作者としては女性全体を貶めるつもりはありません。
まぁ、一部の女性に無頓着な人がいるのは事実なんですが……。
有名な江戸時代の川柳に「鯛釣り舟に米を商(ひさ)く」というのがあります。「商(ひさ)ぐ」とは商売をする=売るという意味で、鯛釣りをしている舟に米を売ったというわけの分らん句ですが、逆さに読むと……という奴です。ちなみに「ねぶりついた」は、「ねぶる」=「舐める」で、「しゃぶりついた」という意味ですね。
昔から男はそういう思いをしてきたというわけですw
■さて、ケイトを〝自分のもの〟にしてしまったカニングですが、一体彼女をどうするつもりなのでしょう?
というわけで次回をお楽しみに!