https://kakuyomu.jp/works/16816452221210723112/episodes/16816927859234647448そんなわけで第二話です。
■ワーズ評議員とレイアは、ノルド地方を訪れたことを王国側に話していませんが、第二軍(黒龍帝)はちゃんと把握していて、参謀本部に報告しています。
レイアたちは白城市に到着した段階で、貸馬車を帰しています。黒城市に戻ってきた馬車は登録番号で手配されていましたから、当然御者は軍の事情聴取を受け、ノルド行きも白状しているからです。
■カニングの行きつけの店は「メルズ・バー」と言いますが、「メルズ」と言えば映画「アメリカン・グラフィティー」のロケ地となった「メルズ・ドライブイン」が有名です。
実は私が十五年以上毎週通っていた店の名が「メルズ・バー」(店名の由来は↑のとおり)と言います。
四年ほど前に店を閉めてしまって残念でしたが、その店(バーと言いつつ、実際はスナック)の初代ママがこの話で書かれているとおりの人でした。
七十歳に近い年齢でしたが、ソバージュのロングヘアの美人で、身体はスリムなのに巨乳という妖怪じみた人です(すっぴんだとただのお婆ちゃん)。
■「女は子どもに甘い」と言いながら、カニングも大概です。その辺の理由は何となく想像がつくと思いますが、次話で明らかになります。
というわけで次回をお楽しみに!