https://kakuyomu.jp/works/16816452221210723112/episodes/16816700429310156867そんなわけで第二十話です。少し中だるみしていましたが、やっと事態が動き始めます。
■レイアがワーズ評議員の娘であることは極秘とされていますから、たとえ実の弟にもそれは教えませんでした。
ちなみにアルフレッドは、二十歳を過ぎたあたりでワーズ評議員の跡を継ぎます。
レイアの見立てどおり、彼は辣腕を振るい王国政府からの受注減で一時は序列三位まで落ちた勢力を盛り返すことになります。
三十歳過ぎにはワーズ家を序列一位に押し上げ、史上最も若い評議員議長に就任します。
■毒入りコーヒーを大佐がためらわずに飲んだのは、コーヒー自体に毒がないと確信していたからです。
誰が最初にコーヒーを飲むのが分かりませんから、レイア以外の人に毒を入れてはレイアが飲む前に気づかれる恐れがあります。
とは言え、副官たちやユニたちは無反応だったのは気になりますね!(白々しいw)
■毒殺は未然に防がれ、情報漏洩者もあぶり出されました。
これで一件落着のようですが、当然そう甘くはありません。
次回をお楽しみに!