https://kakuyomu.jp/works/16816452221210723112/episodes/16816700429230543925そんなわけで第十九話は、レイアによる事情説明です。
■ラオフウは性別でいうと雄です。ただ、その尻尾についている蛇は、半分別人格で頭の中は性別不明です。
やけに黒蛇ウエマクと似たところがあり、何かの秘密がありそうですね。
■レイアの事情説明ですが、第一軍はこれをしっかり聞いています。城内にあるこうした貴賓室には、たいてい盗聴装置のような仕掛けが造られていて、隣室に潜んで話を聞くことができるようになっています。
彼女の行動は、自らの危険を顧みないことはともかくとして、他人をその危険に巻き込むことに躊躇せず、あまり罪悪感も持っていません。かなり心に黒いものを抱えている感じですね。
■次回、舞台は南カシルに戻ります。
忘れているかもしれませんが、レイアは帝国の貴族に命を狙われています。
これまで行方不明だったのですが、戻ってきたことでいよいよ敵側が動き出します。
お楽しみに!