https://kakuyomu.jp/works/16816452221210723112/episodes/16816700428638589744そんなわけで第十一話です。
■この話は書くのが楽しかった!
今回と次の十二話が、この章の前半で一番書きたかった話なので、筆がノリノリですw
調子にのると下ネタに走るというのは私の悪い癖ですね。
■ユニと大佐の低レベルな口喧嘩をマリウスが鮮やかに仲裁しましたが、大佐の副官二人はこれに感心しました。
マリウスと彼らは、この後同じ船で十日余り一緒に過ごすのですが、かなり仲良くなります。
特にイアコフとは性格が似ているのか、すっかりお友だちです。
あと、しれっと「木枯し紋次郎」ネタが入っていましたが、ある程度の歳の人じゃないと気づきませんねw
■マグス大佐は鍛えていますし馬術の腕も確かですから、驚異的な適応能力を見せてくれます。
それでも初日は大苦戦をして、数日筋肉痛に悩まされることとなります。
急性の膀胱炎はお気の毒としか言いようがありませんが、どうしても作者はこういうシモネタを挟まないと気が済まないのですw
ちなみにユニが大佐にあげたリンドウの根は、竜胆と呼ばれる漢方薬で消炎解毒作用があり、膀胱炎に効くと言われています。
私は飲んだことはありませんが、めちゃくちゃ苦いそうです。
■そして、今回最大の被害者はトキです。
彼は群れで三番目に大きな(三メートル超)オオカミですが、非常に穏やかでフレンドリーな性格をしています。
日ごろから奥さんのヨーコに支配されており、辛抱強いため大佐への生贄に選ばれてしまいます。
当然ヨーコ(結構嫉妬深い)は旦那が人間とは言え、ユニ以外のメスを乗せるのが面白くありません。
同じ男として実に気の毒ですw
■次回もユニとマグス大佐の珍道中Part2となりますので、どうかお楽しみに!