https://kakuyomu.jp/works/16816452221210723112/episodes/16816700428359782815そんなわけで第七話です。
■予告したとおりの急展開、そしてお待たせしました! ついにマグス大佐とユニの直接対決(?)ですw
■まあ、この章のタイトルが「寵姫逃亡」ですから、どこかの時点でレイアが逃げ出すのは予定どおり、誰も驚かなかったと思います。
ただ、それは突発的な出来事ではなく、どうやら周到に計画されたもののようです。
それにしても、逃げるための時間稼ぎにうまい手を考えたものですね。
■今回のラストでマグス大佐がユニに怒鳴った内容は、読んでいる皆さんには「なるほどね」と納得いくでしょうが、当のユニはわけが分からずに驚いたことと思います。
こうなると、今後の展開も読めてくるはずですが、当然すんなりいくはずもなく、あらゆる揉め事が起きそうです。
読者の皆さんには、その辺をニヤニヤして楽しんでいただきたいと思いますw
■これまでおつきの侍女が二人であることは、何度も出てきましたが、名前や描写が描かれたのはエンリという侍女だけでした。
今回でもう一人のアリアナという侍女が初登場します。実を言うと彼女は(というか侍女二人とも)また当分の間出てこなくなります。
アリアナの具体的な描写は、多分二十話前後になるはずですので、簡単に紹介しておきます。
エンリの方は、三十歳に近い肉感的な女性で、レイア以外の者には高慢な態度をとる、美人ですがちょっと性格の悪い人物だと、すでに説明されています。
アリアナはエンリよりも二、三歳若く、控えめでおっとりとした優しい性格の娘です。派手な顔だちのエンリに比べると地味目ですが、決して不細工ではありません。
レイアは二人の侍女を平等に扱っていますが、なぜかエンリと気が合うようで、よくお喋りをしています。アリアナはそれをニコニコして聞いているといった感じですね。
■さて、章のタイトルにするくらいですから、レイアは簡単に捕まりそうにありませんが、事態はどう転んでいくのでしょうか?
どうか次回をお楽しみに!