おはようございます。
昨日で「ひとときの百合を」がいったん終わりました。
毎日読んでいただいたみなさま、ありがとうございました。
当初、12話(「彼女と彼女たちの香水」)までのつもりでしたが、「誰にも、誰よりも」を忘れていた! と思って付け足していました。笑
今後も何か短編を書きたくなったらこちらに追加していきます。
「ひとときの百合を」に収めたお話たちの思い出なんかをちょっと。
前にも書きましたがこれらのお話は「ガレット・オンライン」に投稿したものです(2021.5.31でサイトが終了)。
とてもデザインが素敵なサイトで、SSは800字程度という規定があるくらいで懐が深く、初めての創作百合(第1話 「刺繍」)を「おおきたつぐみ」というペンネームも初めて作り、ドキドキしながら投稿したところ、掲載いただいたことで創作百合書きとしての一歩となりました。
基本的に投稿したら掲載していただけたのでとても励みになったのですが、ここに投稿した「スノウ・ドーム」は創作百合コミック誌「ガレット」にイラストレーターの「みほ先生」の美麗な絵とともに掲載いただきました。
ガレットに掲載される漫画は高校生や二十代社会人の百合が多いので、まさか四十代を主人公にしたお話が選ばれるとは思わず、とても嬉しかったです。しっとりしたイラストは小樽の風景やふたりが送り合った品々、描き切れていない思い出の数々を描いていただき、涙、涙でした。
第7話「ジュエリー」の心優しいジュエリーショップの店員さんは、pixivでもう一人の百合作家さん(棗ちゃん)とリレー連載中の「VERANDA HOUSE」(ベラハ)
https://www.pixiv.net/novel/series/1327936 に出てくる主要キャラのひとり、「美桜」になっています。
昨夜は7月7日に掲載の第30話を書いていたのですが、美桜についてのお話で、ジュエリーショップが主な舞台でした。
第10話「嘘は落ち葉のように」の主人公香織もまたベラハの主要キャラ「香織」になっています。「嘘は~」の時はOLさん風ですが、ベラハでは恋人の藍莉に振られる設定はそのままにおもた~い大学生になっています。(私が重たくめんどくさい女なのでよくそういうキャラが出てきますね……)
第9話「なにものでもない恋」は「15―あるいは1000回の嘘」
https://kakuyomu.jp/my/works/16816452220169093161/episodes/16816452220169239588の夏芽・望実の設定(美大卒業生でカフェアルバイトしている女の子と応援してくれるOLさん)にほんわり受け継がれています。
第12話「彼女と彼女たちの香水」は元となるエピソードはTwitterで見かけたものなんです。ご本人に許可をいただき、お話にさせていただきました。
こちらはとても可愛いイラストを描く「みるこ先生」が薫といずみが再び幸せになりますようにと願いながらイラストを描いてくださり、ガレット本誌に掲載されました。
ちなみに現在みるこ先生は私のSSが掲載されている「ガレットmeets」の表紙をご担当されていますので、再びご一緒できてとても嬉しいです。季節の花々を絡めた透明感ある素敵な表紙ですので是非ご覧いただきたいです。
「ひとときの百合を」は初めて憧れのレビューもいただき嬉しかったです!
☆や各話の♡も大変ありがたいです。いつもありがとうございます。
それではまた!