みなさまこんばんは。
ガレット本誌(No.24)に掲載された「永遠」を公開致しました。
https://kakuyomu.jp/works/16818093082239967712/episodes/168180930822427049432022年1月に公開済みの「永遠にはまだ遠くても」の続編になります。
この時高校生だったこのみと佳海が、50代を迎えてお互い体調にも微妙なお年を感じながらも結婚も果たし、「永遠」に仲良く過ごしているというお話です。
このみと佳海は「スノウ・ドーム」シリーズの最初の主人公、真希子と千佳の孫娘たちにあたるのですが、「ガレット」に最初に掲載されたのが「スノウ・ドーム」だったことと、この頃「スノウ・ドーム」を愛して下さる読者様が体調あまりよろしくなく、真希子と千佳のようなおばあちゃんになりたいと呟かれていて、千佳は60代で心臓発作で亡くなるため、その後も続く「永遠」の幸せを書いて力づけられたらと思う気持ちもありました。
今、またその方が体調優れないようで、早くお元気になりますようにと願いを込めつつ、仙台七夕も間もなくのこの時期に公開致しました。
皆様は七夕に何を願いますか?
「永遠」のこのみと佳海は私よりお姉さんの年代ではありますが、私も今体調面で心配を抱えているところなので、早く元気になりたいなと思っています。
来週は私が入社三年目の時、心臓発作で突然亡くなった上司を偲ぶ会があります(この記憶が強烈すぎて千佳の死に繋がってしまっているかも。人生はいつ突然終わるかわからない……)
上司の死後、もう二十年は経っているのですがコロナ禍をのぞき毎年企画して実施している永遠の幹事の私です。もう上司の年齢も超えてしまいました。
いつも「いつ何時何があっても後悔しないように生きる」ことはせわしない日々のなか難しいです。
何かを――恋とか愛とかの気持ちを永遠に持ち続けることも難しい。
時は流れ続け何もかも変わっていきます。
でもこのみと佳海に久しぶりに再会し、何年経っても相手を思う強さが愛しくまぶしく、彼女たちを通してやっぱり永遠を信じたいなと思いました。
これからもふたりは仲良く年齢を重ねていってほしいです!
(真希子&千佳の年齢を超えるほどにね)
ここまで9作、「ガレットmeets」と「ガレット」に掲載された作品を公開してまいりましたが、この次は2023年に発行されたガレットに掲載されていることもあり、全体公開まではもう少し時間を置こうかなと思います。
というわけで、過去作一気公開はこれにていったん終了致しますが、「カインダ・ブルー」に対し「この二人の続きを見たい」とコメントいただきましたので、琴子と恵麻のそれからもぼんやり思い描いたりしています。
ガレットシリーズの中では、この琴子&恵麻(「苦くて、甘い」と「カインダ・ブルー」)が一番人気だったような感触があります。
また降ってきたらお話書きますね!
それでは、暑い日々が続きますのでみなさま熱中症にはくれぐれもお気を付けくださいね。
お読み頂きありがとうございました。