https://kakuyomu.jp/works/16817330654189116437/episodes/16817330654189395282 はい!
もう好きなもの書こう!
荘周大好き!!
そのようなわけで、中国史において私が一番大好きな人物、中国思想史において唯一の哲学者とも言われる荘周、別名及び著作名荘子で、短編消化。
4万回近くケーコちゃんを自殺させ続けたプロポーズ野郎のモデルでもあります。
荘周に対する恵施の影響は強かったとされます。学者としても政治家としても一時代を築いた恵施の思想は現存しておりません。膨大な著作を出していたようですが、焚書などで影も形も残っていない。
荘周が克明に記録していたことで、恵施の名声は裏付けられることになってます、生前は立場が逆だったろうに。
全てにおいて乾いたシニカルな視点、時にはユーモアで描かれる荘子ですが、恵施に対してはマウントを取りつつ常に弄り、イチャイチャしており、文系男子ぽさあります。
恵施が先に死に、荘周は自分を知るものはいなくなった、と号泣してその死を惜しみました。
中国という文明圏で、最も至上であるのは、人と理解し合う友情なのだと思います。己を知るもののために死ぬ、は日本では忠義に近い義と取られますけど、友情に近い義なのではないでしょうか。