今、一番新しい作品は、雰囲気としては『父の仇に許された』に近いのですが、登場人物が『青春怪異譚』にかぶるので、苦渋の選択で変更しました。
最新作が父の仇に近い時代になれば、代表作を元に戻します。うぐぐ。
どちらも代表です!てしたいものですが、どちらかなので、一旦交代しました。
どちらもキャッチーさに欠けますので、代表作にするメリットなんやねん、なんですが。
話の広がりや終わり方は父の仇に許されたのほうが、私らしいと思います。自分の代表作としてしっくりくるのは、私らしさと、私が自分に課しているもの→登場人物に対して公平にえがく、が滞りなかったのはあります。
青春怪異譚は登場キャラに情が移りすぎた気がしてます。趙武にね、報われてほしいなあ〜とか思ってしまったのですよね。私は登場キャラを公平に扱うを信条に書いていたので、情が移ってそれが偏っていたな〜とあとから思うと反省があります。
読むときは好きなキャラぺろぺろしながらの人間なのですが、書く時はそのあたりを必死に抑えようと務める人間で、作者のお気に入りがバレるのが恥ずかしいと思う性質です。これはもう、好みなので……人それぞれのスタイルだと思います。
まあ、父の仇に許されたに関して一番お気に入りはバレてるとこあるとは思いますのです。クイズとして、私のお気に入り誰でしょう、と言ってみる……。
ちなみに、創世記で一番のお気に入りは曲沃の称です。書きたかったのは欒成ですけれども。
青春怪異譚は書いていてみんなお気に入りで愛着持ってた(昇天ガールズなんて本当にかわいく書いた)つもりだったのですが、今考えるとラストは趙武に情が偏ってたなあとやはり思いまして(2回目)、我未熟〜〜! てなります。
まあ、私はキャラに寄り添いが足りないと怒られたことがあるので、良い経験になった気がします。でも寄り添うと情が偏るは違う気がする! 難しいね!