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回転寿司のあの件

色んなものを舐めまわした動画で一躍有名になってしまったあの少年は、通っていた高校を自主退学したと記事で読みました。一家そろって居たたまれなくなったという事はきっとあると思いますが、学校に電話でこの件についての様々な問い合わせがあった事もその理由の一つでしょう。その詳細は分かりませんが、わざわざ学校に電話するというのは、捻じれた正義感を暴走させた、他人を傷つけるのが大好きな人なんじゃないかと思ってしまいます。

「おっ、今はコイツを叩きまくっても、叩いた方が非難される事はないな。よーし、めっちゃ叩いてストレス発散しよう」ってな感じの人が、日本には一定数いるのだろうと思っています。そういう人は事ある毎に同じような事をしてしまいますから、「日本にはさもしい人が多いのだな」と思わせられがちですが、あらゆる叩きやすいトピックに誘引されて、あらゆる場所、タイミングで同じ人が同じことをしているのだろうと私は思っています。彼らは大抵匿名ですからね。

悪貨は良貨を駆逐するという格言がありますが、こういった悪貨に引きずられて「日本は本当にダメな国だ」と皆が絶望してしまうのは防ぎたいですね。

ですが、他方で、「おっ、コレはスシロー株が暴落するぞ」とピンときた投資家がスシロー株をカラ売りして儲けたなんて話も聞きます。

日本はダメな国になってしまった、とは思いたくないですけど、【日本は色んな場面で殺伐としている】とは感じてしまいます。

経済的な豊かさはそこそこに、人情味が感じられるあたたかな社会ってのがファンタジーになんてなってしまいませんように。
そう、願っています。

2件のコメント

  • 極論、『 子供 』が、手軽に利器を使える時代になったからこその出来事だと思います。
  • あぁ、『子供』ね。なるほどー。辛辣ですねぇ(笑)

    ま、ま、私も足りないモノだらけの子供のような存在……、大人のフリしてるガキみたいなものですから、『子供』という比喩表現を他人事として捉えている場合じゃないんですが。

    そんでもって、昔はガキのような個性を隠す事もなく、自分の強みである素晴らしい個性を発揮している人が多かったように思うんですよね。「あの店の大旦那はちょっとややこしいトコあるけど、仕事自体は信頼できる」的な。

    昔は皆がそれぞれに弱い個性を持っているのが当たり前で、それを補い合って生きていた、みたいな事もあるんですかね。

    隠し切るのがしんどい比喩表現としての『子供』部分が噴出してしまう場がTwitterなのかも知れませんねー。
    褒められたものじゃないって感じの個性を隠さなきゃならない現代の空気がそもそもの原因だったりして。
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