ここ最近千織さんにご紹介頂けているのでPV、いいね、☆等たくさんいただけていて嬉しいです。千織さん、読んで頂けている方、誠にありがとうございます!
その中でひとつお伝えしたいことがあってここ最近「私の意図」をすごく大切にしていただいてます。ですが私の意図なんて本当はどうでも良くてみなさんが読んだ瞬間の感想の方が大切です。
テクスト論というものがあります。大学等で文学を研究する時に現在主流になっている考え方です。テクスト論では作者自身の意図とは違う読み方を肯定的に捉えます。
説明が難しいので今回の私の意図に合わせて抜粋しますが、作品の中で文や言葉の積み重ねをしていると作者が意図していない印象・意味合いが勝手に立ち上がることがあります。その無意識の要素も文学の価値の一つだと肯定する考え方です。私も専門ではないので微妙に違っているかもです。もしご関心ありましたら詳しくはご自身でお調べください。
テクスト論の良いところは一つの作品に対していくつもの読み方が生まれることです。極端な話だと「これは中身のないおふざけだ」という評価と「不誠実な言動の中に深い人間性を感じる作品だ」という評価が両立するんです。読み方が二つあるということはその作品の価値が二倍になるのだと私は考えています。
なので悪評でも読んで頂いた方が作者の意図と違った読み方をすることを私は歓迎します。作者の意図はこうだけど、私はこう感じました!の方がお互いあれこれ会話できるし楽しいじゃないですか。なので耳の痛い評価でもすっごいくだらない感想でもどんなことでもどしどしお寄せください。
ちょっとさっき悪いことしたかもしれないのもあって、改めてそういう風に考えてることをお伝えいたします。