サブタイは更新する直前になって考えてます。郁崎有空です。
ということで、「２部プロローグ かつて少女だった彼女のメモリー」「ベノムの銃声はすべてを停止させる １～３」を更新しました。前者はある人物のおおまかな経緯について、後者は既存勢の休日と新規勢との闘争の序章が描かれます。
今回登場する「ベノム隊」は「スー○ー戦隊みたいな連中」という趣旨のそれです。キャラの作り方が微妙に変わってるかと思うし、そんなこともないかもしれません。２部は別作品から飛び出したような彼女たちの生き様と、既存勢のある二人の掘り下げの話になるかと思われます。ならないかもしれません。
そんな感じに第二部が始まります。今回一気に四話分更新したのは「ここまででようやく序章です」というアレですが、次から週一ペースになるかと思われます（執筆に余裕持たせたいので）。どうぞゆっくりお読みくださいませ。
それでは。
＊近況報告
・最近『まちカドまぞく』という漫画にハマってます。あれ、これこっちに書きましたっけ？ まあ、続けます。
話としては、「まぞくの末裔として先祖返りした少女が、まぞくの敵の魔法少女である桃色魔法少女を打倒しようとする日常コメディ」といったやつです。このなかの主役二人の関係性の動きがとてもよいのです。
あと、小道具の配置にストーリー性を持たせる作風というか、設定の回収が上手いんですよね。あとは台詞回しも楽しかったり。最近アニメもやってますが、未履修という方は、とりあえずここで雰囲気を見て判断したら原作という風にしてみるといいかもしれません。
ちなみに、更新が遅れたのはこれでちょっと色々やってたからです。詳しくは、ツイッター別垢bioのリンクを踏んでください。
・『スズメバチの黄色』という作品について。
これは『ニンジャスレイヤー』という作品のスピンオフらしいんですけど、公式が初見向けと勧めてたこともあって読んでみました。しかし、これがなかなか面白い。
ヤクザの下っ端として生きる青年、中華料理店の宅配ドローンを使って活動する青年ハッカー、大手ヤクザ組織のボスの息子の三人が中心として、ひとつのヤクザ同士の騒動を描いた感じのお話なんですけど、時々漏れる忍殺由来の言霊に混じって描かれる男男の関係がとても熱いのです。あと、ラオモト・チバという本編だと敵側に位置するらしいキャラのカリスマがすごい。
サイバーパンクって最近あまり触れてこなかったんですけど、これは独特の世界観に落とし込まれた青年の英雄譚がなかなかに王道で面白かったです。ニンジャスレイヤーの物理書籍（紙書籍の俗称らしいです）は全然見つからないんですけどね。１部は電子書籍で買うとして、２部からはどうしましょうね。
・『天気の子』観たという話。
本日、本作更新前に『天気の子』を観に行ってきました。
もともと新海誠監督の作品は『君の名は。』を観る前にと『ほしのこえ』と『雲のむこう、約束の場所』を観ていたのですが、個人的にあまり好きになれなかったんですよね。それで、先日ツタヤレンタル更新ついでにようやく『君の名は。』を観て「あっ、これ面白いな」ってなって『天気の子』も観に行きました。
面白かったというか、いわゆる「刺さる作品」というやつでした。夏休み日曜のうんざりする人混みっぷりを耐えただけのことはありました。
いわゆる「好きな子のために世界（大人）に銃を向けて引き金を引けるか？」ということに一貫した内容で、ここらへんは『雲のむこう、～』とストーリーが似てるところがあるかもしれません。そんなこともないかもしれません。
諸事情で家出したことのある身として、「家出少年」というところでちょっと主人公に感情移入してしまったんですよね。この主人公の思うことや境遇が中高時代の自分と重なってしまい、終盤は思わず応援して結末に「やったぜ！」って観てる間に盛り上がってしまいました。
銃という小道具が主人公のキャラ像と作品の象徴として存在し、それを貫いているのとか良かったですね。スポンサーに泥塗るような描写のオンパレードや犯罪行為の連鎖コンボも、「窮屈な世界と少年の抵抗」というものを強調するエッセンスとして機能しててなかなか好き。
正直、本作を客観視できない側の人間（いわゆるダメな大人）による感想で、実際の印象とは違う可能性があるので、そこは観に行って確かめてください。自分は好きです。『君の名は。』より好きまである。
あと、小栗旬のおっさん役がすごかったですね。エンドロール観るまで本業の声優さんがやってるのかと思ってしまってました。ここもよかった。
ということで、以上です。
観た・読んだ作品の話はまだできるのですが、キリがないし疲れたので。
妖精シリーズ魔法少女路線か、まったく別の世界観の魔法少女コメディか。近いうちにどちらかを書いて投稿できたらなと思います。ぱっぱっぱっと話を書けないのがとても悔しいところ。
とりあえず、がんばります。