• ホラー
  • 現代ファンタジー

『死んでしまったわたしと、視える彼女と、孤独にさまよう幽霊たち』完結&雑記&今後の話

郁崎有空です。

『死んでしまったわたしと、視える彼女と、孤独にさまよう幽霊たち』がひとまず完結しました。

本作は、ふと「ラブコメをやろう」と考えたところから色々考えていった末になかば思いつきで書き始めたものでした。

最初は百合以外をやろうと思って「幽霊の彼女と霊視体質の彼氏」というアイデアのホラー要素のあるラブコメで進めてたんですが、それとは別に用意してたプロットの「ぼっちとイマジナリーフレンドの百合」を合体させようとなって、ああなった感じです。結果的にいつものやつになったのですが、ラブコメ前提で進めていたこともあって(わずかに)明るめになってたと思います。

今回、色々と実験的な試みがあったのですが、その成果もあって今までの作品よりだいぶ伸びが良くてびっくりしました。ただのまぐれの可能性もありますが、正直これでこの連載をしたかいがあったなと少し思ってたりします。ここらへんの結果を生かして、また次の作品に繋げられたらなとも思ってたり。

さて、本作の「令と菊乃の物語」は幕を閉じることとなりましたが、まだあの世界に霊がいなくなったわけではなく、あの世界の霊のシステムについて詳細が語られたわけでもありません。世界はあの後も続き、霊は人の波の中に潜み続けています。

当分は他のことに手をつけるつもりでいますが、そのうち地続きの世界観で続編が出せたらなとか考えてたりします。もちろん、主人公は別の誰かに変わる感じで。
あとは、本作で改めて掘り下げたい部分が多少あり、スピンオフ短編集的なども。こちらは、後日談や周辺人物(心霊含め)のアレコレといった内容になる予定です。

そんな感じで、『死んでしまったわたしと、視える彼女と、孤独にさまよう幽霊たち』の話はここらへんで。いままで百合ばっか書いてたところあり、作風の幅を広げるためにも、次はそろそろ百合とは違う感じの話に挑戦してみたいものです。今度は逆に、男くさい感じのものとか。


あと、近々某サイトの百合文芸コンテストでなんか短編を書くかもしれないので、その時はツイッターのほうで連絡します。ツイッター確認できない方は、pixivで「いくざきありそら」とユーザー検索すると出てくるので、興味のある方はまたよろしくお願いします。こっちは二次創作がメインです。

それでは、今回はこれで以上です。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する