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『非日常にて、孤独の箱庭の長い今日 ~Killing Side~』完結しました&その他妖精シリーズいろいろなこと

郁崎有空です。

先日7月14日、妖精シリーズ第二弾『非日常にて、孤独の箱庭の長い今日 ~Killing Side~』が完結しました。ここまでやってこれたのも、ひとえに自分が現在進行系で無職であり暇を持て余していたことと、焦燥感や承認欲求の執念によりちゃんと書き続けていたからということにほかなりません。でなければ、わずかなRT、二桁の域をはるかに出ないPV数、壁打ちテニスのようなレスポンスのない戦いのなか、書き続けることなどできなかったでしょう。

ということで、「妖精シリーズ、需要が自分にしかないんじゃないか……?」と真理にたどり着きそうになってもなお自分の書き続けてきた自分、たまに投稿ツイートをRTして読んでるのか読んでないのかいまいちはっきりしない某友人様、自分が家族や人間に対する不信感を覚えるように誘導して現在の人格形成に寄与してくれたあらゆる人たち、ありがとうございました。
一番最後のは正直許しませんけど、これがなかったら本作は生まれなかったと思います。

そして本作含めて妖精シリーズを読み「うっわ……」ってなって読むのをやめたであろうどこかの誰か、最後まで追っていたけど正直微妙で語るのもはばかられるし記憶も薄れているであろうどこかの誰か、まったく読んでないけど自分の本作の通知を鼻で笑ってるであろうどこかの誰かも、まあありがとうございました。
おかげで、自創作の需要は自分にしかないことを身にしみて感じることができました。

つまるところ、「自分、お疲れ様でした。」結論はそれだけになります。

まあ、別にいいんですが。

内容がちょっときわどかったし、下手に目立っても運営に消されてた可能性もあったかもしれないので。ネットの日陰者バンザイってことで。

まあ、世知辛い話はそこまでにして。



*今後の方針

・「妖精シリーズ第一弾 『ヒーローであるためのふたつの歯車』 第二部」
要するに、続編ですね。読んでない人には更新停止しているように見えるでしょうが、残念なことに、第一部に区切りをつけて蠱毒の箱庭の更新やってただけなんですね。
そして、ふたつの歯車の方が好きな人、お待たせしました。そっちもいるのか正直微妙だけど。
第二部では少しばかり蠱毒の箱庭の要素が関わってくる予定ですが、なるたけふたつの歯車だけで成立できるようにする予定です。
いわゆるクロスオーバーというか、そもそもこのシリーズはクロスオーバーできる前提で話を作ってました。
こちらはメインで進めますので、あと少しだけ時間をください。

・「妖精シリーズ第三弾 魔法少女路線」
「えっ、ふたつの歯車っていわゆる魔法少女ものじゃないんですか?」という間抜けが出てくる可能性を考えて答えます。違うんですね。
あちらは、いわゆる「主人公が魔法少女のヒーローもの」。なので、最終的な結論は魔法少女のそれでも、根本はヒーローもの(というか平ラ)なんですね。
ではこの魔法少女路線ではどのようなことをやるかというと、「魔法少女とは一種の災害なのではないか?」という話。
巨大な怪物と戦い、同じ名前で伝説になり、クロスオーバー映画では歳を取った様子もなく、毎年現れる。つまり「魔法少女は概念的怪獣なのではないか」という仮説に基づいて作っていく話となります。
ちなみに、こちらは朝枠アニメ寄りの明るめのお話になる予定です。魔法少女ものが暗いのは、そろそろマンネリですからね。
サブで進行していく予定なので、あまり早くできないかもですが、進められたらなって思います。一応よろしくお願いします。

・「妖精シリーズと全く関係ないラブコメの短期連載」
そういえば、こういうのやったことなかったなって思ったので。いっつも岩の下のダンゴムシみたいな作風を展開してすみませんね。
こちらも試験的にやってみたいと思います。妖精も出てこないし、終末世界でもないし、精神世界でもなければ、殺す殺さない死ぬ死なないの話も無し。そういう感じのをやって、上手くいけばいいなって下心で進めていけたらと思います。
こちらは優先度がはるかに低いので、最悪出ない可能性もありますが。一応、そういうのもやりたいかなってことで。



・余談
蠱毒の箱庭はふたつの歯車の3年半前の話です。蠱毒の箱庭収録の「EX-LINK1」の話は、蠱毒の箱庭の金城甲が毒配人からデバイスを受け取った少し後でもあり、ふたつの歯車の広野光がシング・スノウからアタッシュケースを受け取って少し後の時期でもあります。
その中で荒鷲将軍(ジェネラル・イーグル)という方が出てくるのですが、こちらの方の管理地区、話をやるにはかなり大がかりになりそうなので、後回しにさせていただいています。
しかし、この管理地区から生まれた『兵士』自体はもう、ふたつの歯車に登場しているのです。それが、転校してきた機島黒雪含め、機島兄弟。
そして二部では、これまた別の『兵士』が立ちはだかる敵役として登場します。お楽しみに。



ということで、今回はこんなところ。
最初にああは言いましたが、自分に落ち度がまったくないとは思ってないし、ぶっちゃけ感想に出さなくても目に通してくれてる人がいるならそれはそれで嬉しかったりします。
結局こういう自己満足のものしか書けない自分ですが、それでもそんな自己満足についてきてくれたら嬉しいです。


あと、妖精シリーズの共通設定にもとづいた短編か連載みたいなものも募集しておきます。ホラー、学園、日常、歴史改変IF、モンスターパニック、アメコミ風、宇宙刑事、巨大ロボなどなど、ひとつの都市範囲に収まるスケールの話でお願いします。自分の書ける範囲も限られているので、好きな分野でこじつけて投げてくれたらありがたいです。
妖精シリーズの共通設定に関する疑問などは、ここのコメントかツイッターの方に投げてくれればと思います。

そんなこんなで、以上です。
ここまで読んだ方、お疲れ様でした。そして、ありがとうございます。
引き続き、妖精シリーズを頑張っていきたいと思います。

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