郁崎有空です。
タイトル通りです。自分の力量だと、ここまで伸ばすのも精一杯だったということもあり、正直嬉しいです。
元はSFや現代ファンタジーなどの世界観を絡めて少女と少女の話を書いてた人だったんで、いかにもなホラー系の試み自体が実は初めてでした。そういうこともあって書く過程で色々観たり読んだり考えたりすることがあり、そこらへんで色々刺激を受けさせてもらいました。
本作は自分なりの「ホラー青春ラブコメ」で、書きながら常にホラーとドラマの比率に悩みながら書いてる感じの作品です。ただハートフルにするとホラーの意味がなく、ただ鬱々としててもそれはそれでという……。なんとも難しい。
「執筆コスト軽めの作品」という趣旨でなんとなく始めたのに、結局日がな魂を削るほど執筆に入れこんでしまった本作。そんな作品ながら、読んで気に入っていただけた方がどこかにいらっしゃるのなら幸いです。