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食べ物の描写

私、長めの物語だと食べるシーンを入れたくなるみたいです。
しかもおうちごはんとかお弁当とかが好きで。
といっても私自身、料理が得意という訳では決してないです。むしろレシピ本見ながら「適量って何やねん」と毎回思うぐらい、不得手です。
嫌ではないけど進んであれこれ作りたくなるという性分ではありません。
基本、食べる専です(笑)。

そもそも、誰かと一緒にご飯を食べる行為って結構大事だなと思っていて。
苦手な人とか嫌いな人とは食べたいと思わないじゃないですか……。
相手によって同じ食べ物でも美味しさが変わりますし。
一緒に同じ料理を食べて、感覚を共有して、会話が生まれるって、それだけで感情は動くしストーリーになってるなぁと。

とはいえ、食をメインにした物語を書きたい訳ではなく。

登場人物たちを動かすエッセンスのひとつとして食べ物を使いたいのです。
誰が作って、誰と食べるのか、それによってどういうやりとりが積まれていくのか。
味覚で記憶を重ねていく作業が好きなのかもしれません。

そんな訳で本日17時、『瞬夏終冬』第9話を公開致します。
恋愛ごっこがスタートしてからおよそ1週間後。
食べ物を囲む様子がうっすら出て参ります。

お時間ございます際にでも、どうぞよろしくお願い致します。


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