かねがね思っているのですが、コメディって書くの難しいですよね……。
ヒトが「悲しい」と思うことは、大体共通してると思うんです。
『余命』『喪失』『死』など、キーワードは色々あると思いますが、なんとなく系統として同じ匂いがするというか。
でも「面白い」と思うことって、10人いたら10人とも笑いのツボが違うんですよね。
だから、人を笑わせることの出来る物語が書ける人はスゴイなと思っています。
キャラクターの個性で見せることもあれば、地の文の言葉の使い方やリズム、ページ全体を引きで見た時の体裁としての行(間)の取り方とかも影響しそう。
わー、なんて難度の高い……!
ちなみに昔、漫画家の楳図かずお先生がテレビ番組でこんなことを仰っていたのがとても印象深くて。
「ひとつの出来事に対して、追われる側からの視点はホラーでも、追う側の視点ではギャグになる」と。
思わず「ギャッ!なるほど!!」と思った記憶があります。
追い詰める側は確かにそうだよなーと。
つらつら打ってたら話が脱線しましたが、コメディは私にとってムズイという話でした(笑)。
そんな訳で本日は金曜日。
『金曜奇譚』第9話を19時に公開致します。
前話からの流れで予想されている方もいらっしゃるかと思いますが、先輩視点からのお話となります。
この物語も来週で完結です。
週1の更新という、カクヨムさんで連載されている方々の中では更新間隔が長い方なのかなと思いつつ、それでも作品をフォローいただいて覗きに来てくださるのは大変ありがたいことだなと思っています。
そして日々、♡や☆、コメントのほか、アカウントや作品のフォローを頂戴し、通知が来る度に恐縮しつつも嬉しくて心の中で踊っています。
皆様の隙間時間のお供になりましたら幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。