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文章の癖

10年ぐらい前に書いた原稿用紙70枚程度の短編が出てきたので読んでみたのですが、「あぁぁぁぁぁ!文章のリズムが主観に寄りすぎていて気持ち悪いよぉー!」となっていたのが土曜日の夜のこと。

当時はこのリズムで良しとしていたのだなぁ……。
そのころから読んだ本の冊数も増えているし、好きな作家さんも変わっているというのもあるけれど、文章の癖みたいなものはこうも変わるものかと。
手直ししてカクヨムさんにあげなおそうかと思わなくもないですが、「全編書き直しするぐらいならテーマと設定だけそのままにして新しく書いた方が早いんじゃね?」という結論に至りました(笑)。
多分結末も今書いたら変わりそう。

文章は書いていないと書き方を忘れるので、そういう意味ではアイデアを文章でアウトプットしてカクヨムさんにアップするようになったことは、私にとっては良かったなぁと思っています。

ということで、パッと思いついた短編『祝男』を先ほどアップしました。

『金曜奇譚』がジャンル的にホラーでありながらホラーの味する?みたいな感じになっているかも……と思い、反動でホラー書きました(笑)。
広くとった間口から狭めていくように、追い詰めていくように書くの、楽しいなぁ。

お時間あります際にでも開いていただけましたら幸いです。
よろしくお願い致します。

2件のコメント

  • 文章の癖…。確かにあるでしょうね。
    書いている最中は、自分では気づいていませんが、後で読み返して見ると、あれっと思うことがしばしばです。
  • >六散人さま

    ですです。
    書いてる時はただただ自分が楽しいなー、このテンポ好きだなーと思ってたりするんですけど、推敲する時に「いや言葉足りてなさすぎでは」とかなったりしてます。

    昔はセリフは淡々と、地の文で感情の説明を…という感じで書いてたのですが、今は逆の傾向の方が強くなりました。
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