桃本もも

ある晴れた暑い夏の日。 猟師がいつもの様に狩りへと向かう。 道中不自然な家屋を見つけた猟師。 そこではすでに赤ずきんとおばあさんがオオカミに喰われていたのであった。 なんとか助け…

ある少女が、隣の席の少女に一目惚れをしてから失恋するまでの話。

あの日、船が難破したあの日。わたしは神様になった。

アオハル短編。二話完結。 全部でたった6400文字ほど。 サクッと読めると思いますのでお気軽にお立ち寄り下さい。 ※この作品は、小説家になろう様にも掲載しています。 htt…

昭和の春、安井金比羅宮に女学校の友人と共に訪れた14歳の鈴。そこで彼女は、暗い藤色の瞳をした女と出会う。花房と名乗る彼女の首には、首くくりの縄目のあとがあった。無垢な娘と死を願う…

切ない、えっちぃ、甘酸っぱい。 色んな百合を詰め込んだ創作百合置き場を作りました。 とはいっても、作品数はまだまだ少ないけど。 これからすこしずつ、増やしていきます。

　私、愛朔は人間と遜色ない見た目をしたロボットです。博士から高校三年間、ロボットであることを誰にも知られず生活することを言い渡され、この春から女子高生となりました。 　なので、…

「一番恐ろしいものは人間だったのかもしれませんね……」 その言葉が引き金となり、惨劇の幕が上がった。 地球上で最も恐ろしいと呼ばれる生物、ユキヤマヒフキオオトカゲの来襲である。 …

メロスが激怒し暴君ディオニスを暗殺しに行ったと同じ頃合いに、 俺もまた激怒し誰でも良かったのでむしゃくしゃして暴君ディオニスを暗殺しに行くこととなった。 メロスにはセリヌンティウ…

『5分で読書　最後はかならず私が勝つ』の収録作品。

ふと、声が聞こえることがある。 見ても誰もいないはずなのに、そこに写る彼女の姿は見覚えのあるもので。 しかし、彼女はいない。 彼女のことを覚えているのは、自分とごく僅かな友人…

毎朝忙しく仕事の準備をする君とそれを横で見る僕。 一見普通の朝に見えるけど、普通でないところがある。 それは僕が誰からもみることができない存在ということだ。 この不思議な関係が終…