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「彼女を待ちながら」第一話の事

「彼女を待ちながら」は、以前に文芸誌の公募に出そうと思って書き始めたのですが、長編とするより短編としての方が面白くなりそうだと思って書き進めたら、あれよあれよと書きたい事と伝えたい事が増えて、結局今の形に落ち着きました。
全ての話において、作品内テーマや風刺、問題提起を用意しているつもりです。
風刺や問題提起については説明するのも野暮だと思うのですが、テーマについては作品を楽しむ足掛かりになると思うので書いてみようと思います。

第一話の作品内テーマは、単純に「《彼女》と言う存在の認知と受容」です。
本来ありえない存在の《彼女》を読者が受容しやすくする為に、兄を思う女性が容易に《彼女》を受容させてみたり、怪しい存在であるはずの《彼女》を怪しむ事がない作りにしています。

あとこれは全話において言える事ですが、くどい言い回しは《彼女》の特異性を表現する上でのテクスチャーとしているつもりです。

そんな感じです。
まともな事書いてもつまらないね!!
アディオス!!

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