昨日発表があったのですが、『恋愛発電』というSF恋愛小説が、第4回HJ小説大賞後期の一次選考を通過していました。
昨年書いた長編小説で、恋愛発電ユニットを体内に埋め込み、恋愛感情で発電する世界の物語です。
主人公は恋愛脳の女子高生。本来は恋愛のついでに発電する装置なのですが、発電のために恋愛しようとする人格変容を描きました。狂気が入り、発電量を増やすために美容整形手術を受けるに至ります。
悲劇的かつ衝撃的なクライマックスがあり、バッドエンドに終わる、というイメージで書き始めたのですが、そこを書いても目標の十万文字に届かず、書きつづけてハッピーエンドになりました。